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不登校が引きこもりに遷延するパターンは必ずしも多数ではないが、仕事や学業といった社会参加…
現代世界は、大量の知識に溢れている。そのため、情報を網羅するアプローチには限界があると考…
哲学と宗教の関係 西洋思想史において、キリスト教とギリシア哲学の二つの柱は不即不離の関…
一瞬ごとに、いつでも死は訪れる可能性はある。我々は生を謳歌しているようでいて、次の刹那、…
死とは、みずからが引き受けなくてはならない存在可能性である。この、ひとごとでない存在可能…
宇宙の厖大さに比べれば、この人生は塵にひとしい。このような詠嘆は、古今東西繰り返されてい…
哲学が取り扱う主題は、いかに高度に抽象的な議論をしたとしても、つまるところ「人生」に収斂する。ただし、その人生は豊富な角度を持つため、そこから抽出される論点には限りない多様性がある。簡単に言えば、「人生どう生きるべきか」という問いに、唯一無二の正解はない。世界各国を旅行すれば、世界観・価値観は多種多様であり、とうてい一つの枠組みにまとめることなど出来ないことが分かる。「人を殺してはならない」という倫理ですら、戦国時代には適用されないのである。 哲学は、一言で言えば、真理の観
哲学は、生物種としての人間が営んでいる学問の一つである。厳密に考えれば、ボノボにはボノボ…
哲学者や僧侶の机上の思弁によって、国際平和の構想はあれこれと練られ、提唱・実践されて来て…
わたしは格別、伝統・新興を問わず、特定の宗教団体に帰依するほどの篤い信仰を持っていない。…
哲学は哲学者自身の生き方と切り離すことができない。というよりも、哲学が生き方や人生観その…
宇宙は未来永劫にわたって存続するものではなく、ほとんど永遠に近いほどの年月を経たあかつき…
これは哲学的な概念全般に言えることであるが、方法的懐疑の概念を知っているだけでは、それを…
現代は情報爆発の時代である。だからこそ、本質情報と非本質情報を区別しなければ、情報の海で溺れてしまいかねない。そして、現存する99.99パーセント以上の文字情報は、何らの啓示も知恵ももたらさないゴミのような代物である。真実の教えに巡り合うことは難しいと言われるのはそれゆえである。 情報としての書籍はインターネット上のそれに比べて信用できると言われている。それゆえ、書物の形になると、何でももっともらしい姿に見えるものである。しかし、同時代に名高い学術書の中にも、ファクトベース