第二十七夜 さらば夏休み

こんばんは D.Anteです。

今日は夏休みを何十年も体験してきて、夏休みがなくなった新社会人の一員としての思いを、自分の後悔と一緒に語ります。


夏休み なくなりました

私は小中高大学と夏休みをずっと満喫してきました。今になって自分の夏休みの使い方に対して後悔が大きいです。何もしてこなかったから。

長い休みがあるというのはとても良いことです。何かに挑戦する時にまとまった時間を手に入れることは日本という社会で難しいことだから。

学生であれば授業に拘束され、労働者であれば仕事に拘束される。1日の大半は睡眠と学校・仕事に取られてしまう、何かをしようと思うと一日、数時間しかとることができない。

「夏休みだ〜寝てゲームして寝てゲームしよ」私はそうやって生きてきた。

家庭環境に問題があり、家が貧乏だったのは大きな要因だったと思う。大学でこそバイトをして、給料は全て自分で使えたが、高校までは月3千円とか5千円で生きていた。高校時代には好きなゲームすら月に1本買うことも不可能だった。(新作のPS3ソフトは6〜7千円が普通だった)

インターネットだけは使わせてもらえていたから、SNSとニコニコ動画が全てだったと言ってもいいくらい時間を費やした。音楽やネタ動画、ゲーム実況を見てゲームした気になって満足する。家ではそうやって過ごしていたと思う。

どう頑張っても環境を変えられるような状況でもなかったから、後悔にも限度がある・・・それでも過去の自分に言いたいことは・・・


世界を広げるために時間を使え


この一言だと思う。世の中に何が起きているのか、しかも自分基準において考えて情報を集めろと言いたい。ゲームがそんなに好きなら、どんなプラットフォームが人気で、どれくらいの市場があって、どんなゲームタイトルが伸びてて、どんなジャンルや編集やトークが人気なのかを観察して、自分でもやってみたらいい。そう伝えてみたい。

あれだけ暇だったなら、AviUtlを使って、動画を作るだけの時間はあったはず。事実、環境は揃っていた。マイクもあったし、PCもしっかりした性能のものを持っていた。

もっと早くYouTubeに出会っていれば、もっと早く本を読むことにハマっていれば。最近はそう思うことも多い。


夏休みを言い換えれば、まとまった時間だと思う。

そこで人間性を磨くことに何か価値があるのであって、ただ生命活動を繰り返して、夏休みの前後で人間として何も成長していないというのはもったいなかったと、今になって思います。

きっとこのnoteを見ている学生は少ないだろうけど、それでもあなたが学生なら、私のようにはなって欲しくない。市や学校の図書館で、2、3冊本を読んでみるだけでも有意義だ。知らない街に出かけて、探検しながら文化や歴史を感じるのも有意義だ。是非とも自分の価値観を磨くことに重きを置いて、夏休みを堪能してほしいと思う。


散々後悔について語ったが、実は後悔はしないようにしている。というのも後悔が良くないことを知っているから。過去は変えられないから。自分が夏休みにやりたかったことがあるなら、ピックアップして今、「今」やるしかないことを知ったから。

だから、本を読んで、プログラミングを学習して、youtubeを見て、世界を知ろうと思う。遊びのない10代を過ごしたからこそ、遊びに全力で生きてみようと色々なことにチャレンジしている今が最高に楽しい。

ただ、もう少しまとまった時間が欲しい気持ちも強いから、やっぱり夏休みは欲しいなぁと思った一日だった。


では今回はここまで。

おやすみなさい。


自分を磨くことに使わせていただきます。得たものは人に還元することがモットーです、noteや仕事の質を上げるために使いたいです。