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「水の健康学」/管理栄養士の読書

人間の命の原点は「水」

◻️タイトル/著者/出版社

水の健康学/藤田紘一郎/新潮選書

◻️3つのエピソード

①体液と海水のイオン濃度は同じ

体の60%は水で構成されている
その濃度は海水と同じになっている。
減塩が健康的と言われる今だが、
適切に塩を取れていないとイオン濃度が乱れからだの不調を来す

②人間の命の原点は水

この言葉は、人間のからだの構成が60%は水という点から水が大切と言うことにもつながるが、
そもそも私たちの食べるものは水があってこそ命を育む。
でも、いまその水を汚すことばかりが増えている。農薬、化学物質。命の原点を汚していくということは、命を汚すことにつながるが

③水道水に浄水器が欠かせない

いま生水を飲むのは日本人とかえるだけ。
と、いう言葉もあるくらい、
水道水をそのまま飲める国はない。
ただ、いまは水道水もそのまま飲めるほど安全なものと言えない。
そして、
水道の民営化などの話があるなかで、
水の安全は保証されなくなってきた。
各家庭に浄水器をつけることは確実に必須となっていく。

◻️マイエピソード
水道水の味が塩素っぽい。
3.11を機に水道水から放射能が検出されたなど水道水の安全性に疑問符がでた。
その結果、安全な水としてペットボトルを買う人が増えた。
しかし、ペットボトルは一概に安全とは言えない。それはペットボトルのマイクロプラスチックや、ペットボトルからの溶剤や殺菌剤など。
何よりも良いのは水道水に上質な浄水器をつけること。
健康と思って続けていることが、
無駄な出費となり、かえって健康を害することにつながることがないよう、広めていきたい。

◻️マイエピソード

自分が水をどれくらい飲んでいるか意識してみる

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