親はたいてい間違えている。
わたしが自己分析のツールにしている統計心理学は、子育てやパートナーシップにもめちゃくちゃ効くので、よく親子関係についてもご相談をいただきます。
そこで思うのが…
子どものことで悩んでる、
親のマインドをまず整えたい…
「うちの子が〜…」
って言うてる場合ちゃいますで!(誰)
悩みの原因は子どもやない…!
お子さんの持って生まれたもの、
そしてあなた親自身から影響受けて育った結果を「問題」としてとらえている親自身の思考回路が、悩みや問題を作り出してるんです。
もちろん親御さんご自身がいっぱいいっぱいで、
「これで合ってるのかな」とか
「また怒ってしまった…」と自己嫌悪になるのはめちゃくちゃわかります。
でもね。
「これで合ってるのかな…」とかじゃない…!
基本ぜんぶ間違ってる!笑
親は大概間違えてる!
だって親なんて今世でやったことないんだから!
正解は子どもだけが知ってる。
特に小さいうちほどそうです。
「ママは本当に頑張ってるよ♡
わたしはまるっと肯定するよ❣️」
はだいたいポジショントークだとわたしは思ってます。笑
頼むからこれ以上親は頑張るな!
自分の趣味を押し付けるな!
それが親子がごきげんに生きる唯一の方法だ!
子どもが親の顔色を伺うのは、
親が支配的になってる証拠。
子どもが「どうせ自分なんて…」って発言するのは、親が子どもの自己肯定感をゴリゴリに削った結果。
そんな子は大人になっても、確実に正解探しをしてしまいます。
「自己決定できる子になってほしい」
「自己肯定感を持ってほしい」
「なんでも挑戦してほしい」と願うなら、親自身が要らんことをしないこと。
機嫌悪くしないこと、ため息つかないこと。
子どものためを思うなら、何かすることよりも「しないこと」を徹底する方がよっぽど重要。
「声かけ」とか気にするよりも、不機嫌にならんとってくれ…!
親のその小さい枠の中で決めた
「〜するべき」という趣味を押し付けんといてくれ!
「ちゃんと〇〇させなきゃ」
は、あなたが周りから
「なってない親」として見られたくないからですよね?
親自身が「なってない親」になる勇気もないのに、子どもに「なんでも挑戦してほしい」とか、どの口が言うてます?と思うわけです。
学歴よりも留学よりも、
「自分を信じて自己決定できるかどうか」
の方が将来確実に財産になる世の中です。
躍起になってる知育の好影響よりも、親からのよくわからない趣味の押し付けで子どもの脳と腸内環境にダメージを与えたら、相殺どころかマイナスです。
どんな親もこどもの心に穴をあけます。
どんなに心に余裕がある親も、子に寄り添う親も、必ず子どもの心に穴をあけます。
その穴に付き合っていくのは、子どもの宿命。
でも将来子どもが自分の心の穴と付き合いながら生きてくときに、できるだけ自分で折り合いがつけられるような、それくらいの穴に留めておけるよう、考えていきませんか。
「心の優しい親」「優しくない親」
なんていないと思います。
いるのは「心に余白がある親」「心に余白がない親」その2択。
余白=余裕と捉えてもらって大丈夫です。
だからママやパパの性格が良いとか悪いとか、意思があるとか無いとかそういうんじゃないです。
知育よりも貯金よりも何よりも、自分とお子さんを幸せにするために、ご自身に余白を作ってあげてください。
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