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【社員インタビュー】地銀で芽生えた中小企業支援への想いを実現するためNYCヘ(シニアアソシエイト:駒野谷瑛俊)

こんにちは、NYC採用担当です!
今回は、入社して4カ月の駒野谷瑛俊さんに、インタビューを行いました。地銀、MBA、そしてFASを経てNYCに転職された背景や、入社後の業務、NYCの印象などについてお伺いしました!
 
現在、銀行やFASに勤められていてNYCに興味を持たれている方、PEファンドとの違いがよくわからない方、未経験からのご転職に不安を持たれている方など、すべての方々にお読みいただきたい内容です!ぜひご一読ください。


中小企業支援への想いを実現するにはNYCが最適な環境だった

――新卒では七十七銀行にご入社されたとのことでしたが、どういった経緯だったのでしょう?

私は地元の秋田県が大好きで、大学時代はキャンパスが首都圏だったにもかかわらず、一年生のころからずっと、夏休みや冬休みなど長期休暇に入るたび秋田に帰省していました。
 
そういったこともあり、就職する際には秋田含め東北で働きたいと思っていました。そして東北で働ける仕事の中でも、直接的に目に見える顧客接点があり、知識の継続的なアップデートなど自己成長が求め続けられる銀行に就職することに決めました。

――七十七銀行ではどのようなご経験をされたのでしょうか?

法人営業・融資、MBA、経営企画の順に、大きく三つのことを経験させていただきました。
 
法人営業・融資に関しては二つの支店で約八年勤めましたが、ちょうど入社一年目の頃に東日本大震災が起きました。当時勤めていた支店への影響は少なかったのですが、後に配属される二つ目の支店では、多くの会社や民家が津波で流されてしまっており、震災の影響というものを目の当たりにしました。
 
そのような背景もあり、事業再生を第三者と連携しながら推進するなど、銀行として地域の復興を後押しすべく全力で支援を行っていました。支店での業務を経て、元来より興味があったMBA派遣の社内制度を活用し、慶應のMBAに行かせていただきました。
 
そして、MBA修了後には経営企画系の部署である総合企画部に所属し、経営会議の統括やコストマネジメントなど、銀行全体を管轄するような幅広い業務に従事していました。

――そうした中で、なぜご転職を考えられたのでしょうか。

理由は大きく二点あります。
 
一点目に、地銀、さらにはその先の中小企業をより良くしていきたいという想いがありつつも、地銀内部にいては達成が難しいと思ったためです。七十七銀行に入社して4年目頃から「地銀は中小企業にとって必要な役割を本当に果たせているのか」と、疑問を持ち始めるようになりました。
 
最後に所属していた総合企画部では、自社の改善に取り組むことはできましたが、自分の持ち合わせている知識だけでは、ソリューションも影響も限定的で抜本的な改革ができないと感じました。
 
そこで、PwCアドバイザーのようなFASであればクライアントに金融機関が相応にあり、改革にあたっての機会やノウハウも豊富に有しているので、地銀に対して第三者視点から様々なアプローチできると考えました。
 
二点目は家庭の事情になるのですが、妻の実家がある首都圏への移住を考えていたというのもあります。そういった理由から、PwCアドバイザリーへの転職を決めました。

――PwCアドバイザリーでは、「地銀を変えたい」という想いの実現に近づくことはできましたか?

銀行の統合案件にも関与することができたので、地銀改革の一端を担うことができたのかなと思っています。カウンターパートも経営企画部で、地銀の将来を深く考えるという意味でもとてもやりがいがありました。
 
一方で、地銀の取引先である中小企業自体に影響を与えていくには限界があることを痛感しました。当時、すでに新卒入社してから10年以上が経過していましたが、中小企業にとっての地銀という存在は大きく変わらない現状があるように感じていました。

――それからどういった背景でNYCへのご入社を検討されていたのでしょうか?

中小企業がより良くなるためには地銀が必要だと感じつつも、先ほど述べたように、過去から地銀の状況が大きく変わっていない状況があることや、変わっていくとしても相当な時間を要すると思いました。
 
また、地銀やFASは債権者やアドバイザーという立場から間接的な支援しかできなかったため、直接的に中小企業に対する支援をしていきたいと思うようになりました。そこで、中小企業への投資会社という軸で転職活動を始めてみたところ、エージェントからNYCを紹介いただいたのが入社を検討した背景です。

――NYCへの入社を決められた決め手は何だったのでしょう?

一言でいえば、中小企業に対して高い志をもって投資していると感じたからです。自分たちが儲けようというよりも、しっかりと中小企業のためになることをしていこうという姿勢に強く共感しました。実際にNYCメンバーのお話を聞く中で、それは確信へと変わっていきました。

――ご転職時にはPEファンドも検討されていたとのことでしたが、NYCは自己勘定での投資会社であるという点についてはどのような印象を持たれていましたか?

企業として成長するまでは投資資金の調達に苦労する場面もあるかもしれないが、PEファンドと違って投資家からの影響を受けないなど、大きなメリットも存在すると思いました。
 
イグジット期限が決まっているPEファンドでは支援範囲が限定的になる可能性があり、中小企業を本気で支援したいという私の想いを達成するには、自己勘定で投資を行うNYCであれば永続保有での支援も可能となるなど、中小企業へのソリューション提供余地が非常に大きいと感じました。
 
そして代表の中塚もそのスタンスを変えない、やりきると聞いていたので、NYCでチャレンジをしてみようと決意しました。

同じ志を抱く優秀な仲間たちと働ける環境

――実際にご入社されてみていかがでしょうか?

採用面接以降も定期的に面談の機会を設けていただいたので、特段ギャップなどはありませんでした。入社してみてまず感じたことは、コミュニケーションが非常にスムーズで、本音で腹を割って話す人が多く、とても思慮深くて優秀な人が多いと思いました。
 
また、本気で中小企業を支援していきたいという想いを全メンバーが持っているという環境はとても良いと思っています。同じ志を抱く仲間たちと日々チャレンジできる環境で非常に刺激的な毎日を送ることができています。

執務中の駒野谷さん

――未経験での投資業務は大変ではないですか?

投資業務と言っても基本的な部分はどの仕事にも共通していると思うので、すごく大変だという感覚はありません。これまでのキャリアの中で培った、銀行応対やクライアント対応などの基本的なスキルを活かしながら日々業務に邁進しており、中小企業に対するソリューションの幅も広がっていると実感しています。

――今のNYCでの役割を教えてください。

シニアアソシエイトとして、主に投資検討とエグゼキューション、バリューアップを行っています。バリューアップに関しては、投資先の学習塾の集客施策や組織体制整備など、これまでのキャリアで取り組む機会がなかった毛色の施策にもチャレンジしています。

――NYCへの応募を検討されている方へのメッセージをお願いします!

自己成長はもちろんのこと、日本の中小企業を本気で良くしたい、支援したいと思う人にはすごく良い環境だと思います。逆にそういう想いがないとカルチャーに合わないと思うので、中小企業支援に対して本気度が高くないとついていけないのではないでしょうか。

やりがいは非常に大きく総合力が試される豊富な成長機会もあるので、そういったことに興味を持たれている方のご応募をぜひお待ちしております!

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