にょろにょろ

感じたことをただただにょろにょろと書くひと。

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最近の記事

旅を終えて

帰りの朝。 目覚ましを7時にセットしたはずが、 目が覚めたら9時だった。 9:30にはチェックアウトしてタクシーに乗らなければならない。 急いで、大浴場へ。 入浴を10分で済ませ、部屋へ戻る。 忘れ物がないよう、リュックに詰め込み、 2Fのレストランへ向かった。 お腹の調子はまだ回復していない..。 お味噌汁とサラダだけ食べた。 お味噌汁の味が五臓六腑に染み込んでいく。 フロントでチェックアウトを済ませ、 正面玄関でタクシーに乗車するつもりが、 タクシーが見当たらない。

    • 沖縄滞在2日目

      昨夜は咳がとまらず、結局眠れたのは3時間程度だった。 それに胃腸の具合もよろしくない。 ちょっとした風邪薬や胃腸薬を持参しておけばよかったと 後悔したのだった。 あまりにも体調が悪く、しかも寝不足ともあり、 講座受講と懇親会は欠席にしようかと頭をかけめぐった。 やめるのは簡単。 行ってみたらまたその先に何かを得られるのかもしれない と思い、行くことに決めた。 もう、どうにでもなれ。 朝食はとらずに会場へ向かった。 途中で薬局を見つけたので、咳止めの薬を購入。 ぽつり、

      • 沖縄で迷子になる

        那覇空港からホテルまで、タクシーで移動。 空港からモノレールが走っていることを知らず、 というか事前のリサーチを全くしていなかったことに気づき、 あまりにも無謀だと反省。 事前の下調べって重要ですよね。 ホテルにチェックイン。 かなりシンプル、綺麗で安心しました。 今日のミッションは泡盛りのコーヒー割りのお店へ行くこと。 事前にお店へ問い合わせしていたところ、 歩いて20~25分くらいの距離らしい。 だが、沖縄の人はそのくらいの時間なら車やタクシーで移動するとのこと。

        • ひとりでの旅立ち

          2024/04/12 午前中で仕事を切り上げて、沖縄へ向かった。 とある講座の受講会場が沖縄だったためだ。 いつもは東京会場、もしくはZoomで受講していた。 2回目の講座の際に、講師の方から 「4回目は沖縄で開催します。」と告げられた。 受講生の反応は冷ややかで、誰も「行きます!」とは 手を挙げなかった。 私もその一人。 ただ、あとから、沖縄へ行ったこともないし、 こういう機会を利用して行ってみようかなと思いが沸々と湧いてきた。 ただ、その前に飛行機とホテルを抑えれる

          文字を書くということ

          半年くらい前から、ひそひそと漢字練習に取り組んでいる。 きっかけは、あまりにも文字を書くという行為がなくなり、 自分の字が下手になったことがあげられる。 ある時、ボールペンで名前と住所の署名を書く機会があり、 違和感を感じた。ペンの握り方や漢字がぎくしゃくして書きづらく、 驚愕したのだ。 「こんなに汚い字だったっけ?昔は滑らかに書けたはずなのに..」 普段は仕事でも日常生活でもPCを立ち上げ、 キーボードでブラインドタッチ。 メモ帳にタタタン、タタン、タン、タン、タン

          文字を書くということ

          やすらかな眠りに

          先日、就寝していた頃、胃が痛みだして目が覚めた。 下から突き上げてくるような痛み。 一時的なものと思い、眠り続けたが痛みは一向におさまらない。 市販の胃薬を飲んでみたが、 呼吸するのもしんどいくらいの痛みに変わってきた。 これまで何度か急性ウィルス性胃腸炎になったことがあった。 その時の症状に似ていて、何度も嘔吐を繰り返した。 外から救急車のサイレンの音が聞こえてきて遠ざかっていった。 運転手さん、その車に乗っけてくれないか…。 いつまで続くか分からない痛みに体に力が

          やすらかな眠りに

          旅立ちの季節に

          これから新天地へ旅立つ人には「いってらっしゃい」 ふるさとへ戻る人には「おかえりなさい」 こう伝えてあげたい。 ずいぶん長い間、春は嫌いな季節でもあった。 留年を繰り返していた学生時代。 同級生や下級生の後ろ姿が毎年のように目の前を流れていった。 みんな当然のように前へ進んでいくのに一人だけ立ち止まったまま。 でもどうすることもできない。 そんな春がくるのが嫌だった。 倒れたドミノ...。 でも今は、昔、そんなこともあったなと思えるようになった。 当時の自分からしたら今

          旅立ちの季節に

          遠き春に明るい色を

          3月も残り僅かだというのに、春は一向にやってこない。 先日も朝から土砂降りの雨だった。 休みの日、ウィンドーショッピングがてら駅へ向かった。 休日のせいかたくさんの人で賑わっていた。 その光景を見て、一瞬、「ん?」と思った。 黒いコートやジャケット、ダウンを身に羽織っている人が多いこと、多いこと。 黒は無難に選びやすい色なのか、コーディネートしやすいのか分からない。 快晴の冬は別として、曇りや雨の冬は気分がふさぎがちになりやすい。 そして、道行く人の黒い服装を見ると思わず

          遠き春に明るい色を

          あなたにとっての書店、本とは

          YouTubeを見ていたら、ある人が警告を鳴らしていた。 全国で書店が無くなっている。本を読む人が少なくなる。 読書人口が減るってことは、 本を通して人生を変えるような知識や知恵を得る機会が なくなることを意味する。 人間は本との出会いによって色んなことが変わっていく。 その機会を与えてくれる場所が書店なのだと。 本が売れなくなったこの流れの中で「本を読もう!」という 運動をやるという。出版社まで立ち上げたらしい。 以前からこういった活動を行っている方が少数だがいるら

          あなたにとっての書店、本とは

          蓼科とおにぎりと梅干しと

          昨年の12月から読み始めて、今日、ようやく読み終えた。 にょろにょろな私であるがゆえ、読み進めるスピードもかなり遅いのだ。 本書はひきこもりの主人公、麻生人生(あそうじんせい)の10か月間の成長を描いている。 母の失踪をきっかけにひきこもりから抜け出そうとする弱よわしくも、小さな勇気が切なく、この先、この主人公は生きていけるのだろうかと不安にさえ感じた。 祖母が住む蓼科を目指し、そこで出会う人々とのふれあいが彼を少しづつ成長させていく。正直、ひきこもりが長いと人と会うこ

          蓼科とおにぎりと梅干しと

          13年前を振り返る

          東日本大震災から今年で13年が経った。 ふと、13年前は何をしていただろうと思い返してみた。 当時、六本木のオフィスで仕事をしていたら、 とてつもない揺れの繰り返しと ネットから流れる津波警報や火災の映像に ただごとではないと思った。 屋外へ非難するのも時間を要し、帰宅する頃に至っては、 徒歩で帰宅する大勢の人たちの流れがあった。 「これからどうなるのだろう?」 感じたことのない恐怖と不安の中、 ひたすら歩き続け、高円寺の自宅に着いたのは 21時を過ぎていたのを覚え

          13年前を振り返る

          その日一日がPERFECTと思えたなら

          新年、明けましておめでとうございます。 年末、31日に映画を観てきました。 「PERFECT DAYS」 役所広司主演の映画。 何かのきっかけで映画の1シーンを見たのだが、空を見上げる彼の表情が印象的で一瞬にして観に行きたいと感じた。 トイレ清掃員が主人公。彼の一日のルーティンは決まっていて、同じ毎日の繰り返し。そのためか、上映開始してからしばらくは寝落ちしてしまいそうで、この映画、面白いのかな…と不安に感じたのだが、それも杞憂だった。 同じ毎日を繰り返し生活する口

          その日一日がPERFECTと思えたなら

          2023年の振り返り。

          予定を書き込んだGoogleカレンダーをさかのぼりながら、 2023年の振り返りをしている。 今年一年を振り返ると、昨年以上にチャレンジした年だったと思う。 今年の漢字一文字は「税」らしいが、私の漢字一文字は「嵐」。 良くも悪くも、晴天と雷雨の繰り返しのようだった。 飛び跳ねるくらいめちゃくちゃ嬉しいことがあったと思えば、 失意のどん底に突き落とされることもあった。 出会いや別れ、旅立ちが交互に訪れたそんな1年…。 新しい領域にチャレンジするのはとても怖い。 失敗したら

          2023年の振り返り。

          1冊の本を読み終えて

          昨夜、ついに終わりを迎えた。 読み終えた達成感というよりは、 この時がいつかは来るとはいえ、いざ迎えるとなると寂しいものだと感じるほうが大きかった。 半年以上をかけて、読み終えた本のことである。 何度も挫折し、最初から読み直した本だった。 仕事を終えて、ほんの僅かずつ読み進めた。慣れてくると、それが日課になった。 1日、読み終えて、しおりを挟む。次の日に再び、しおりをめくり読み始める。しおりの位置がだんだんと本の後ろの方へ近づいていくのが嬉しかった。 この物語はどんな展

          1冊の本を読み終えて

          夏の終わりを感じたその日

          お盆も終わり、風に揺れる風鈴の音色がやけに切なく、寂しそうに聞こえた。 猛暑が続く中でも、どこかしら夏の終わりの足音が着実にやってきているように感じる今日この頃である。 「さよなら夏の日」のメロディーが聴こえてきそうな季節になってきた。 私は朝、ジムに行くのだが、ここ数日の太陽は夏から秋の日差しへ移行しているように思う。夕方、日の入りの時間が少しづつ早くなってきたり、夜中、過ごしやすくなってきたりと感じることは様々なのだけれど、この微妙な変化を感じるのが好きなのだ。

          夏の終わりを感じたその日

          仕事終わりの読書

          週初めの今日、予想通り残業だった。 ジムへ行く気力もなく、ただこのまま何もせず眠りにつくのももったいないと思い、仕事終わりに読書をしてみた。 残業で頭がパンパン、肩や背中、首筋はゴリゴリに凝り固まっている。 頭の中を仕事から切り離すべく、一息つきながら本を読んでみた。 これは自分の中での新しい試み。 たとえ、それが1ページでもたった1文章でもいい。頭の中を物語の世界へ引きずりこむ。そうすることで、仕事からの解放と落ち着きを取り戻せると思ったのだ。 今、読んでいる本は

          仕事終わりの読書