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世界の文学を読む。

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色んな国・文化・時代の小説の読書感想、そんな本を読んだり探すエッセイを綴っっていきます。
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【読書感想】エヴゲーニイ・ザミャーチン 『われら』

 今回の一冊はこちら。 読書感想 わたしとしては、こういうことを考えたーーという内容を含…

海星梨
7日前
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『世界物語大事典』の感想もそこそこにKindle Unlimited対象をリストアップする

 今回読んだ本はこちら。  この手の、書籍紹介本はあんまり読んでこない人生だった。  な…

海星梨
3週間前
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ダリア・B. コーヘン『ぼくたちは国境の森でであった』

 以前読んだ『イスラエル短編傑作集』で、ヘブライ文学を調べました。  その時、気になった…

海星梨
1か月前
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ソン・ウォルピョン『三十の反撃』

今回の一冊はこちら。  本屋大賞受賞『アーモンド』の作家さん、翻訳第二作です。  韓国の…

海星梨
1か月前
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アントワーヌ・ローラン『赤いモレスキンの女』

 どこかの記事で「すでにフランス小説作家の本を読んだことがある……何を読んだか全く覚えて…

海星梨
2か月前
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ケン・リュウ『生まれ変わり』

 今回の本はこちら。  読書感想というよりも書籍紹介になります。  作者のケン・リュウさ…

海星梨
2か月前
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エドゥアルド・メンドサ『グルブ消息不明』

 世界の文学を読む3冊目は、1992年オリンピック前のバルセロナに降り立った宇宙人たちを描いた『グルブ消息不明』です。 1992年バルセロナオリンピック前夜 後書きを読んで、「ちょっと時代古くない?」となった平成生まれです。  生まれる前だもん……。  で、翻訳者さんの後書きに大体のところは書いてあるので、そちらを先に読んでもらうこととして。  無造作な都市計画の修正。  観光名所を作るために、博物館や美術館の改装。  スラム街の一掃。  なんかがあったらしいで

世界の文学を読むエッセイ「図書館の海外小説の棚」

 今年は、図書館に行くたびに一冊、まだ読んだことのない国の小説を借りてくる。  というこ…

海星梨
2か月前
4

『そして私たちの物語は世界の物語の一部となる インド北東部女性作家アンソロジー』

 世界の文学を読む二冊目は、インド北東部のマイノリティーな女性たちの小説を収録した『そし…

海星梨
2か月前
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『砂漠の林檎 イスラエル短篇傑作選』

 世界の文学を読む一冊目は、ヘブライ語で書かれたヘブライ文学の短篇傑作選集『砂漠の林檎 …

海星梨
2か月前
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世界の文学を読む前に。

 去年、韓国の女性作家さんの本を読んで、すごーく面白かった。  読んだのは、この三冊。 …

海星梨
2か月前
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