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生徒の声を聴かない生徒会と民主主義。

【まず初めに】

どうもこんにちは!大地優香です。
今回の記事は民主主義という観点から見た生徒会に関してです。
民主主義と生徒会はとても近いところにあるようで
現実問題、民主主義とは名ばかりの雑用部署として存在している生徒会も少なくないと思います。そんな中で改めて考える民主主義と生徒会。
いったいどのように再定義されていくのでしょうか!?

※私に関して※
現在、私は生徒会副会長をさせていただいている
現役高校生です!
いや、あなただれ!って人は
↓このプロフィールものぞいてみてください!

【生徒会活動の目標とは】

各学校の生徒会ではそれぞれスローガンなるものがあると思います。🤔
しかしそんな生徒会には大きな目標が一つあるのです。
それは文部科学省から出されているもので

目標
 学校行事を通して,望ましい人間関係を形成し,集団への所属感や連帯感を深め,公共の精神を養い,協力してよりよい学校生活を築こうとする自主的,実践的な態度を育てる。

文部科学省 学習指導要領「生きる力」第5章 特別活動

上記の内容からもわかる通り、生徒会の目標は
生徒が協力してより良い学校生活を築き、なおかつ自主的であること
なのです。😲
そうです。みなさん気が付きましたか?これがまさに民主主義なんです。

【そもそも民主主義の意義とは?】

では、民主主義の意義とは何でしょうか?🤨
私がこの記事を書くきっかけにもなった講義から少し参照させていただきます。(かみ砕いて書いています)

民主主義の意義
1.公開による透明性
2.参加を通じての当事者意識
3.判断に伴う責任

宇野重規「民主主義とは何か:歴史から考える」ー高校生と大学生のための金曜特別講座

これら上記の内容を簡単に要約すると、
人間は、何かに参加して主導権をもち活動することで当事者意識をゲットし、その案が最終的にどうなったのかなという事を公開してもらえることにより信頼感が得られ、そして判断をすることにより責任感が芽生えるという事です。(´・д・`)ワカルワァ

【やる気は参加から生まれる!?】

よく生徒会役員の話し合いで、

「私たちの学校はそもそも生徒がやる気がないから、生徒会だけが出しゃばっても無駄だよ」

こんな話をされる時があります。
しかーし、それは大きな間違いでそのやる気が湧かないのは、
生徒を重要な決定の場に呼んでいなかったり
私達の学校はこうなりましたと、
結論のみ言われてしまって、
え!その中間はどうなってたの?というふうに生徒に
情報が公開されていなかったり
するからなのです。🫢

【学校を変えるのは生徒会役員ではなく、生徒だ!】

私が思うに、

「生徒会役員がリーダーとして学校を変えていかなくちゃいけない!」

そんな風に意気込んでいる生徒会役員がとても多いと思います。
しかし改めて考えて下さい。生徒会は民主主義を行っていく立場です。
確かに新たな方法の確立などは生徒会がやるべきでしょう。
しかし、その中心はあなたではなく生徒だという事を忘れないでください。

生徒をないがしろにするような合意のない多数決。生徒へ意見を聞きもせずに決定した校則など。これらは独裁政治とやってることは変わらない
私はそう思います。

【民主主義は話し合いから】

上記のことからもわかる通り、
人間はやはり社会的な生き物なのです。
したがって、自分の所属している社会がどうなっているのか、
自分の所属している社会を変えてみたい!
そう思うのは至極当然のことでしょう。
その意見や考えを言う場、話し合うという事で学校運営に参加していく。
私はこんな些細なことから民主主義は始まっていくと思うのです。

【最後に】

今回はとても長く記させていただきました(笑)
皆さんの生徒会活動のちょっとしたプラスになるとめちゃんこ嬉しいです!😊💖

この他にも生徒会に関して、マガジンに投稿しているので見てみてください!👍


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