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【目印を見つけるノート】1430. オキーフさんのサンタ・フェのおうち

ああ、お仕事でまたハードルが……。
HTMLメールの手直し……。
ちなみに、私はド素人。
コーディング……、
何とか切り抜けられますように🙏

ハードルがあるのはありがたいものです。

『ユニクロ』の冊子に画家・ジョージア・オキーフさんのバイオグラフィの記事がありました。日本語のWikipediaでもさっくりとしか出ていませんし、目のつけどころのがいい記事ですね。しかもWebでも見られます。素晴らしい。

オキーフさんはユニクロの今季のテーマ『Lightness』=『Earthy Tone』を体現する人として取り上げられていますが、例えばオキーフさんの慈しんだサンタ・フェの風景は単に大地の土色というだけでなく、乾いた土地ならではの複雑で微妙な色味があります。実のところ洋服のことは分かりませんが、土と風のスモーキーペールトーンといった空気感は飲み込めると思いました。

その冊子、英文もついているのがいいですね。

オキーフさんが長く暮らしたサンタ・フェの家のような『すみか』は私のひとつの理想です。厭世・遁世的だったという見方もあるようですが、家には定期的に修繕に来る人がいたり、ずっと家の模様替えをしていた、という話もどこかで読んだ記憶があります。決して静謐なばかりで変化のない生活ではなかったはずです。

などと書きつつ想像していると、少し気が遠くなるような感覚が生まれます。自分の今いる場所が揺らいでくるような感覚です。今自分が当たり前だと認識している世界がとても偏っているのかもしれないとも感じます。

ちょっと想像するだけでぐらりと動くこの感覚はとても大切なように思います。

今自分がいるちっぽけな場所でさえ、永続的にあるわけではない。その一面しか見ていない。
自分はどこから来て、どこに行くのだろう。
そういったことを次々と思いめぐらせているうちに、今までとは少しものの見方が変わったりするようです。派手なアクションを起こさなくてもできることです。うーん、瞑想のような感じだけれど、ちょっと違うかもしれません。
オキーフさんがしょっちゅう模様替えをしていたのも、自分の景色の視点を変えてみたかったのではないかなと思うのです。

同じものを描いても、同じものではない。
ようやくたどり着いた場所、
変わらないものの中にも、よく見れば新しい発見がある。

そんなことを冊子を見て思いました。
雑感です。

今日は短めですが、これぐらいで。
これから『オデュッセイア』にかかります。

今日の曲です。
Ry Cooder『Comin'in On A Wing And A Prayer』

うーん、なぜかライ・クーダーさんを思い出してしまった。こういうおうちにはとても似合う気がするのです。アルバムかけっぱなしでいいぐらい。

それでは、お読み下さってありがとうございます。

尾方佐羽

追伸 と、書き終わった後に、オキーフさんの乗っていた白い車が現役だと知りました。ネットはすごいですね。

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