見出し画像

【目印を見つけるノート】743. おためごかし抜きで話をすることができれば

きのうの朝は山手線が沿線火災ということで止まっていました。
「迂回して間に合うかなあ」と思いつつ、都営地下鉄に乗り換えて通勤しました。駅員さんも手慣れたもので、振替輸送の人を丁寧に迅速に誘導していました。
「どうぞ、お通りください」

都営地下鉄に乗りながら、ベストな乗り換えルートを検索しつつ、ふっと思いました。これは実は迂回ではなくて、ストレートなルートなのだなと。
単純に地図を頭に思い浮かべて、いつものルートの方が大回りであることに気がついたのです(それでも運賃は安く、時間も短いという不思議)。

結局、間に合いました。
山手線が運行再開したのは10時30分過ぎだったそうです。
駅を出たとたんにパッと見えたピンク。

鈴なりです

これはひとつの小さな例ですが、
先週から個人的に「回避」といえるような事態が続きました。回避できたので普通に過ごせていますが、この2週間を無事に過ごせたのは奇跡に近いと思っています。
迂回することで気づくこともあります。

みなさま、どうかできるだけ安全にお過ごしくださいませ。

ひとつ、記事で思ったことがありました。これですね。

この中でジミー・ペイジさんは、
「一つじゃなくて、複数で、ヒントを与えたくないのは、一部だけが切り取られて伝えられて、実現しなかったらどうだろうと思ってね。『なんでソロ・アルバムをやらないんだ?』というのと同じだね」(上記記事より引用)とおっしゃっています。どのような文脈でそれをおっしゃったのかは記事をご覧ください。

上記は人の発言をどう知らせるかということでもあるのですが、ペイジさんの言葉は示唆に富んでいると思います。

どれだけ平易に書いても、伝え手の真意がそのまま伝わらないことはままあります。SNSでのコメントを見ても、それはよく思います。「あくまでも私個人が感じたことですが」というものならばよいのですが、そのような持っていきかたでもないように思います。行き違いが明らかに見えてくることも多いです。自分もその轍を踏みそうですので、最近はコメントを入れなくなりました。

「この人は何が伝えたいのだろう」と10パターンぐらい考える余裕があれば、そして、相手に不確かな先入観を持たずにいられれば、乖離は小幅で済むかもしれないです。

道端のばら、一輪がんばっています

そのように見ていると、直接対話する、という機会が減っていることが大きいと思います。
「話せばわかる」と言ったのはかの犬養毅さんですが、その言葉を聞かなかった人が何をしたのかはよく知られています。今のウクライナ侵攻でもそうです。現状を見て対話を進める必要があると思います。嘘やおためごかしはくれぐれも抜きで。

どこの言葉でもすぐ自国語に変換できて(多少難はあっても)、高度なコミュニケーションが可能になっていますが、お互いを理解しようとする前提がなければ一行通行の行き止まりではないでしょうか。

今度ゆっくり話しませんか😊
私は話したい😄

今日の1曲はこちらです。
THE THE『Slow Emotion Replay』

マウスハープの音が印象的、やや内省的な曲です。ただ、MVの半分は語る男性で、曲に入っても多くの人が喋っています。これぐらい導入が長いのも珍しいように思います。
曲のニュアンスを伝えるためかな。
ニュアンス、そうですね、ニュアンスです。私の解釈。
話をする、という今日のお題にぴったりなように思います。この曲が好きなのでお出ししてみたのですが、はまりました😄

それでは、よい週末を。
お読みくださってありがとうございます。

尾方佐羽

追伸 今日は晴れそうですね☀️😊
ただいまパッキング中です。

#日記
#ブログ
#エッセイ
#回避
#音楽
#THE_THE
#日常
#相互理解
#Slow_Emotion_Replay
#愛
#誤解
#曲解
#対話
#平和
#祈り
#Esseloggi
#写真
#感謝します
#UKRAINE
#Accesories_for_PEACE

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?