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【目印を見つけるノート】153. 「どこへ行くか」より「誰に出会うか」

きょうはハンドメイド品の搬入に行くので、少々バタバタしています。8月のトホホな収支もあわせて後半に。

きのうは満月でしたね。
でも天気はコロコロ変わって、2度ほど急に降られました。

⚫「おしゃれ」な場所ですが

パソナさんが淡路島に本社を移転するというニュースをテレビで見ました。
去年、パソナさんの本社にイベント参加で伺いましたが、いい立地でした~東京駅からすぐでした。港区や渋谷区のオフィスビルとはまた雰囲気が違うのですが、超一等地です。

個人的に人材派遣会社にお世話になったことはないのですが、女性の起業家支援などもされていて、パンフレットを熱心に見たことを思い出します。
思いきったなと感心するばかりです。

所属のオフィスが「おしゃれな」場所だったことはけっこうありました。特に21世紀になってからは丸の内、中目黒、恵比寿と「どんだけ~」と言いたくなるようなところばかり。

ですが私はどこにいようが、ほとんど変わらないようです。

ランチでいろいろな店を食べ歩くこともありませんでした。中目黒にいたときは、毎日コンビニかほっかほっか亭(当時)、丸の内のときは古いビルの地下2階の定食屋さん、恵比寿のときも毎日同じ店で、「今日は何にしますか」と聞かれる日々。

テレビなどでその町がおしゃれだと紹介していても、「へえ」と思うばかり。

ただ、町はよく歩きました。有楽町とか神田、代官山とか広尾、渋谷、五反田など近辺は本当によく歩きました。そして、書店、雑貨店、ビーズショップ、天然石店、手芸店、店舗用品店など興味がある店はよく行きました。

店だけではないです。川、坂、緑のあるところ、図書館、寺、神社、古い家、職人さんの工場、お地蔵さまに庚申塚……自分だけの小さな目印をたくさん見つけました。

こんなことがありました。
お腹が大きいころ、ポルシェのお店を通りかかったとき、赤いポルシェが出てくるのが見えました。私は先に行ってもらおうと思って待っていました。すると、赤いポルシェも私が横切るのを待っていました。
私は右手で、「どうぞ行ってください」というジェスチャーをしました。
すると、ドライバーの方は丁寧に会釈をして、ゆっくり車を出していかれました。
有名な俳優さんでした。あ、気づかなかった。

そうですね、この辺りは芸能人の方が多いかもしれないです。東京のおしゃれな町の利点というとそのようなことになるのでしょうか。いや、おしゃれな町だけではないですね。ベタな地元でも、かなり有名なミュージシャンの方が自転車で走っているのにすれ違いました。

でも、いい意味で普通です。
それを知ることができるのはいいな、と思ったりします。

通りすがりの他人としての一期一会。

思い出した曲を1曲。
マール・ハガードの『If We Never Meet Again』です。3年ほど前に旅立たれましたが、たいへん有名なカントリー・シンガーです。カントリーはほとんど聴かないのですが、この方はいいなと思います。

たいていの人には一度会えれば上出来なのだと思います。だからその1度を大事にすることもできる。
その繰り返しの中で、もう一度会いたいと思う人に出会う。

もう一度会いたい。
もう一度会いたい。
近くにいたい。
一緒にいたい。

重なっていく願いが人と人のつながりをどんどん育てることもあるのかなと思います。
ですので、場所はひとつのきっかけなのかなって思います。
おしゃれな街にしかない、というわけではないのかもしれません。

さて、
搬入が終わったら、短い小説をひとつ書こうと思います。できたら投稿しますね。

⚫お籠りクラフトとばら

今日はブレスレットを12本作って搬入するので、そちらを。真田紐だけのシンプルなブレスレットです。

7月の売り上げは1,400円でしたが、
8月は600円でした。
商品入れ替えをしなかったからなあ😅
こちらの売り上げはたまったら寄付します。
今は、2,000円ですね。
もう少しプールします。

ばらはスッキリしましたが、切りすぎたような気がして罪悪感が少し。

それではまた、ごひいきに。

おがたさわ
(尾方佐羽)

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