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【目印を見つけるノート】925. いま公開している歴史小説のリストです📖

ちょうど今日も小説の更新をしたので、たまには、今公開している歴史小説の紹介をしようかと思います。
Web小説を書く方は複数の小説サイトに投稿されたりするようですが、更新の管理だけで時間を使いそう……ということで2017年からひとつだけに公開しています。

ではさっそく、最終更新が新しい順で。
すべて史実をもとにしたフィクションです。
(2022年10月15日時点)

✒️『ブリストルの兄弟ーThe Modern World Never Concerns』(2022)短編

2022年10月19日まで毎日昼に更新しています。
19世紀、世界で初めて通信用海底ケーブルをドーバー海峡に敷いた兄弟にまつわる話です。語り手は『The Electrician』紙の編集人ジェイムス・グレイ氏です。語る舞台はロンドンです。

✒️『16世紀のオデュッセイア』(2017~)長編

16世紀の世界を旅する人(チェーザレ・ボルジア)を中心に、そこから展開される人の歩みやつながりを書いています。イタリア、フランス、インド航路、日本と来ています。
章ごとに主人公は変わっています。チェーザレ・ボルジア、フランシスコ・ザビエル、架空の人ニコラス・コレーリャ、カトリーヌ・ド・メディシス、織田信長、ルイス・デ・アルメイダなどです。
現在11章で150万字を超える長編です。週一更新。私が『オデュッセイア』とよく書くのはこちらのことです。

✒️『慈童は果てなき道をめざす』(2021~)連作

14世紀の室町時代、旅をする世阿弥元清についての連作です。能(謡曲)を一章にひとつふたつ取り上げる予定ですが、今は休耕中です。読み切りの1章のみを公開しています。
来年はひとつ書きたいと思っています。

✒️『天下無双の居候 六左衛門疾る(水野勝成報恩記)』(2017~)長編・連作

16世紀、勘当され放浪していた暴れ武者・六左衛門。ひょんなことから備中(岡山)の片隅の領主のもとに身を寄せることなります。そこで彼は放浪することを止め、みずからの進む道を考えるようになります。
初代備後福山藩主、水野勝成の半生記です。築城400年🎉
初めて書いた歴史小説で、2017年から毎年番外編を書いています(ただいま執筆中)。よもやま話も書いていて総覧のようになっています😅

✒️『鎌倉もののふがたり』(2019~?)連作

12~13世紀、鎌倉幕府の御家人などのエピソードを人ごとに書いた連作です。
六代御前、稲毛重成、長江義景・みわ、熊谷直実、番外編として吉川広家(大江広元)の計5章を公開しています。
あと5~6人書きたいのですが、感染症がらみで取材に行けず、そのうち大河ドラマが始まり並行するのも気が引けて、休耕中になっています。
再開は未定です。

✒️『パスカルからの最後の宿題』(2020)短編

17世紀、有名な科学者・哲学者のブレーズ・パスカルが人生の最後に果たした、パリの乗合馬車にまつわるお話です。数学的センスがないので書くのは難儀しました。
ラストは個人的にとても気に入っています。

✒️『肥後の春を待ち望む』(2017)長編

16世紀、豊臣秀吉が全国統一を間近にしていた頃、秀吉の命で肥後(熊本)に入った佐々成政に国人領主たちが反旗を翻します。
「九州が取られてしまう」という危機感のもと国人たちは奇襲で善戦するのですが……。
九州に生まれ育っているものの、彼らと対峙することになる立花統虎(宗茂)は煩悶しつつも果敢に戦い、彼らを追い詰めていきます。
着想から完成まで3カ月という、私にしては恐ろしく早いペースで書きました。その分粗いですが、隈部親永さんの本能的な怒りと、立花統虎さんのジレンマを書く。それしか考えていませんでした。
ちなみに、六左衛門も出ています😄

✒️『姫様と猫と勧進能』(2017)短編

これは意外と前だったのですね🤔
『オデュッセイア』より前でしたか。
紀州徳川家の姫様が、無下にされた農民の訴えと命を、別の形で伝え弔おうと、あえてその土地で勧進能を行います。
あれよあれよと将軍様も巻き込まれます😉
黄門様とか暴れん坊将軍のノリかしら。でも将軍様の決め台詞はなかなかいい感じだなと思います。
何も考えなくとも出てくるような、
下りてくるセリフはいいセリフです。


この5年で公開した歴史小説8作です。『電中八作』とでもいいましょうか(『船中八策』のもじり)😆。
このサイトには「現代の」短編小説集とかエッセイも出していますが、それは本筋ではありませんのでここには出しません。
非公開にした現代小説もいくつかあったりします。

粗かったり何だったりとありますけれど、上記は今後書く作業の基盤になるものだと思っています。そして、「今後も書こう」という原動力になるものでもあります。

きのうは母の命日でした🙏
そういえば、母も編物が好きでしじゅうしていました。手を動かすのは遺伝かな。
上記で母方のご先祖のはるか昔の話も書きましたが(書いちゃった😅)、ここにつなぐ命を産み出してくれたことに深く感謝します。
合掌。

今日の昼御飯は太いうどんに高知の生姜をすりおろしていただきました。最近は何となくチューブのものは使わなくなりました。
おいしかった😌❤️
おいしくいただけることにも感謝します。

それでは、お読みくださってありがとうございます。

尾方佐羽

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