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【目印を見つけるノート】86. テレビと遺跡と城と、あとは……

⚫サンデーモーニング

さっきまで報道番組を見ていました。
山極寿一さんのお言葉の引用が今後を見てたいへん示唆に富んでいると思いました。
必要な行動制限はもちろん重要ですが、それ以外でも「お題目」で人が動く(動かない)ことがとても多いように観察します。
言葉でカテゴライズされていると安心するということなのだと思うのですが、言葉は人が付けるものですので、事象がそこに必ず収まるものではないように思います。

リモート画面の背景で、田中優子さんの書棚に東洋文庫(平凡社)らしい背表紙がズラリと見えて、心から羨ましいと思いました。全部書棚に揃えるのは、夢なのです。あ、間違えていたらごめんなさい。


⚫ギリシア遺跡

『アリアドネの糸』という寓意をけっこう引っ張ってきてしまうのですけれど、けさ初めて現場の遺跡をテレビで見ました。
ミノタウルスをテセウスがやっつけたと伝えられる神殿跡ですがその構造は入りくんでいます。
「確かにここで脱出ゲームをしたら、逃げられない気がする」とつぶやきました。
入りくんでいるのはそこだけではありません。それにアクロポリス、各地の神殿の巨大なこと、びっくりしました。
今はドローンで俯瞰できますが、当時の人は山から望むしかなかったのですよね。

想像力がフル回転しますが、
ギリシア文明が想像をはるかに超える規模のものであることが分かりました。
まだまだ、学ぶことは膨大にありますね。
エーゲ海クルーズ、いいなあと思いました。

アポロンの門(ポルタラ)から海を見たら、
ポセイドンが出てくるヴィジョンを思い浮かべました。こ、こわい……。

想像はどんどん広がりますが、
テレビもこのような番組を多く放送してくれたらいいのにと思います。


⚫そして、お城です

遺跡と来たので、お城です(?)。
25日に福山城(広島県)築城400年記念事業のイベントが次々と発表されていて、すごいなと目を見張りました。

▲粗い画像で恐縮ですbyさわ

あ、この一連の催しを他県民にも関わらず、ファンとして応援しているのは、このお城を建てた人(水野勝成)の小説を書いたからです。

福山城に関するVRスペシャルコンテンツが開いているので項目を挙げてみます。

ーーCGで再現された築城当時の福山城が見られる「自由に散策してみよう!福山城バーチャルツアー」や福山の歴史を紹介する動画「福山城HISTORY MOVIE」など福山城を知って楽しめるコンテンツですーー(コンテンツより)

https://fukuyama400.jp/special/

・福山城デジタルアーカイブ
・福山城ヴァーチャルツアー
・福山城ヒストリームービー
・昔は海だった!?福山城の今昔
・知ると楽しい福山城

ーーと項目を挙げただけではとても語り尽くせない。
CGというツールも使いつつ、専門家も参加して、お城の歴史や藩主も網羅して、普段なら見ることのできない古文書や肖像画、古地図を惜しげもなく公開して、なんて素晴らしいのでしょう。

小説を書いているときこれがあったら、と思わずにいられません。
水野勝成の晩年の肖像画もなかなかお目にかかれなかったですし、勝成所有の国宝の刀「日向正宗」も公開するまで3年待って見に行ったぐらいです。もう、なめるように見ました。

あ、でもお城の話はまだ詳しく書いていないのでした。宮本武蔵が訪ねていったときの話ぐらいしか。

勉強させていただきます。

あ、それだけではないです。
私はしたことがないのですが、『信長の野望』という戦国RPGとのコラボもされています。←さっぱりしていて恐縮です。

いいですね。ちょっと閉塞感を感じるこの時期に媒体を駆使して展開されている皆様に敬意を表します。

行きたいです、福山に取材に。
行きたい、行きたい、行きたい。
(駄々をこねる)

記念事業のサイトはこちらです。
https://fukuyama400.jp

私の小説はこちらです。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793313132/121115271

どうぞ、私の愛を受け取ってつかあさい。←にわかです。

⚫お籠りクラフトとばら

きょうはまた、べっこうのアセテートパーツとアクリルパーツでやけた肌に合いそうなネックレスを作りました。肌に金属が極力触れないようにしています。
チョーカーよりは長めです。

また、noteでnuta designさんの飾り結びのアンクレットの美しさに揺さぶられて、品のよさや艶めきにはとてもかなわないながらも、ゴムブレス的につくってみました。通すだけなのですが、裸足につけると、やっぱりいいなあと感じ入っています。自分が艶っぽい人になったような錯覚を抱けます。

ばらは濡れています。

それでは皆さま、雨にお気をつけて。

おがたさわ
(尾方佐羽)

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