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2030年までに「データ民主主義」にして選挙をなくしませんか

成田悠輔さんのいう「政治家不要論」

#成田悠輔 さんという#日経テレ東 にご出演のおもしろい人がいます。

#成田悠輔 さんは2022年7月5日発売の著書 #22世紀の民主主義 の中で #データ民主主義 #無意識民主主義  を提唱されました。これが刺激的です。

#中田敦彦 さんが動画で解説しています。
中田さんは、この本の第4章の #政治家不要論 から切り込みます。

かつては人からおすすめされたものが、いまはアルゴリズムによりレコメンドされています。そして、かつては人力でやっていたものが、人ではないものに置き換わってしまっています。そのイノベーションが政治にも応用できないのか、というところからこの動画は本の内容にはいります。

#サラタメ さんのまとめ動画を見るとわかりやすいです。

ウェブで買い物をしたりニュースを読んだり動画を眺めたりするとき、データが導き出すおすすめに頼りきっている人も多いですよね。同じことを政治や政策選びにしていけないという理由はないんじゃないでしょうか。個人が何を買うか選ぶのを助ける代わりに、社会全体としてどういう政治・政策を選ぶかを助けるのに無意識とデータを使うという議論が今後高まるはずです。
わかりやすい例は、選挙データを用いて人々が政策に何を求めているのかを見つけることです。たとえばアメリカの民間企業L2やCatalistは、得票数のような粗い公開情報を超え、個々の有権者がどんな人で、いつどの選挙に行って誰に投票したかという、数億人規模の選挙パネルデータを構築したことで有名です。このようなデータを使えば、どんな背景を持つ有権者がどんな政党・政治家・政策を求めているかを測ることができます。
データの収集法も選挙やSNSに限りません。たとえば、街頭に設置された監視カメラから、人々の振るまいや発言がデータとして採取される時代になっています。中国の国営監視カメラ網がいい例です。24時間、365日、無数の監視カメラ群が表情と声色を捉え、あらゆる政策論点について、人々が街中でどんな声で何を語りどんな意思を表明しているか聞き耳をたてています。そこから我々民衆の中の隠れた声を見つけ出す。そんな民主主義の姿がそう遠くない将来にくるのではないでしょうか。

センサーデータを収集してどう集計するのか、データや計算の権限は誰が握るのか。未解決問題は山盛りです。でも、昔から人々はどんな選挙制度がいいのかを延々と議論してきたわけですから、その21世紀版と考えればいいのではないでしょうか。

https://globe.asahi.com/article/13857057
スマホや監視カメラから民意データを収集
民意データからアルゴリズムで政策立案を可視化
過去のデータもいかして政策立案して意思決定


ご本人による解説動画をみつけました。

成田さんの理論が現実になったら、選挙も政治家という「代表」を選ぶのではなく、自分が信じる「政策」に票を投じるということになります。また政治家という存在も必要なくなります。AIが電気で動いている間は停電対応など不測の事態に備えた「管理者」たる国民の代表者が必要となりますが、諸問題が解決されれば不要となります。

#新しい民主主義 #無意識データ民主主義

できることならすぐに #デジタル監視社会 を実現させて、このような #無意識データ民主主義 によってイシュー(問題点)を集約し、人ではなく政策に対して投票する選挙制度改革に着手してほしいです。

現在の #小選挙区比例代表並立制 の制度改善に携わった #伊藤惇夫 さんが制度改革について成田さんと対話している動画もあり、このやりとりが興味深いです。

ここから #AI民主主義 が導入され、最終的には人類は目標(ゴール)の判断決定のみに投票がおこなうことでコミュニティ(共同体)の運営ができるようにしていってもらうことがのぞましいです。

「人ではなく政策に投票する制度」を国会議員に提案

すでにこの本の内容【選挙はアルゴリズムになり政治家はネコになる】をテーマに現職国会議員さんたちの前でもご講演されたようです。議員さんたちと #アフタートーク している成田さんの動画も見つけました。

#ローリスクローリターン でグダグダな傾向のある有事に弱い #民主主義 、一歩間違えば有事をつくりだしてしまう#ハイリスクハイリターン な #専制主義 、どちらも故障しているように見えるので、両方を乗り越えられるような新しい制度のあり方を #コペルニクス的転回 で考えられるのかということが、今世紀の課題ではないか、という内容になっています。
塩村あやか「選挙も国会もなくなる日が来るのかもしれない!っていうなんか、そんな気もしています」
先生、ぜひ実現してください‼思考は現実化する(*'▽')
このチャンネルには台湾のデジタル民主主義について現職担当大臣からヒアリングしている動画もあります。

我が国のデジタル民主主義の考察の前に、なぜ若い担当大臣がこのようなポストに就いて主導できるのか、について考察していただけたらと思います。
#リバースメンター制度 にふれていませんでした。

この点も含めて台湾の事例も参考にすすめてほしいです。スマホに政策決定についてのアンケートがリアルタイムでレコメンドされたら気になります。

まさにこのようなアンケートは国でやってほしい

それに「(・∀・)イイネ!!」「ヨクナイネ」のワンタップで意思表示をするだけですむなら政治参加がしやすくなり民意が反映されやすくなります。

2030年には権力者不在のAI支配にしよう

2030年には #共有経済 となる未来予測をしています。

理想形態として、私見は忖度しうる人類の中から選ばれた権力者が支配する #シルバー民主主義 よりも権力者不在のAIによる支配の方が幸せであると捉えています。

#ビットコイン は、管理者不在でプログラムのみで動いています。もし #ブロックチェーン の仕組みを人類に応用することができれば、私たち人類も国家など管理統制する機関を必要としない完全な共産主義も理論上、実現可能です。

AIは何を目標(ゴール)にさせるかで結果が変わることが想定されています。環境破壊をしないことを目標設定すれば人類が不要と判断されかねないので導入をこわがる人もいます。

だからといって現行の選挙で選ばれた人類による支配では #シルバー民主主義 が懸念されます。

国会議員のオッさんたちの支配より、事実をベースにして忖度なしに機械的に判断してくれることを期待できる#AI支配 の方が、若い人たちにとって幸せなのではないかと、ひろゆき氏が意見を述べている動画があります。

これを見てしまうと、現状を打開するには感情をもつ人間の判断にゆだねるより、むしろAI支配に頼るほうが不公平にはならない、と思えてしまいます。

私見は、これを支持し、子供たちが忖度やしがらみになやまされることのないよう人が人を選ばずにすむ #AI支配 が望ましいと思っています。

2030年までに政治家をネコの役割に変えよう

成田悠輔さんの政治家の役割の変化について大胆予測をしています。
この部分についてはこの動画の第3章がわかりやすいです。

調整者・実行者としての役割はAIやソフトウェアに置き換わります

2030年までに政策的な指針を決定し行政機構を使って実行する調整者・実行者としての政治家の役割をAIやソフトウェアが果たすようにしてしまうことで、2030年の政治家は政治・立法の顔になって人々の熱狂や非難を引き受け世論のガス抜きをするアイドルやサンドバッグとなるマスコットとしての役割をするだけになります。

成田悠輔さんは政治家はネコやゴキブリでもよいといいます。



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