スピリチュアルとファイトクラブ
ファイトクラブという映画が昔上映されていた。
1999年のことだ。
ブラピが主演だった。
この映画は私の好きな映画の一つだ。
当時中学生の自分から見ればただの暴力映画だった。
しかし、様々な経験を経たのちに見た時は感想が違っていた。
『かなりスピリチュアルな内容だな』
という感想だった。
ファイトクラブには様々な名言がある。
中でも私が一番好きな言葉がある。
『お遊びでどん底に落ちることは出来ない。
流れに任せろ、抗うな。
全て失ったものが本当の自由を得る』
この言葉はかなりスピリチュアルな要素を含んでいると思う。
『流れに任せて抗わないこと。』
スピリチュアルではよく言われる言葉だと思うがこれが中々難しい。
どうしても我が出てきて流れに身を委ねることが出来ない。
執着が出てきてしまう。
しかし、全てを失ってしまう、どん底に落ちるという経験が、全てを受容し、諦め、運命に身を委ねるという境地に自然といたらしめる。
荒療治だが悟りの境地にいくことがある。
出来ればどん底に落ちずともこの境地に達することが出来た方がいい。
『明日、死ぬとしたら』
という気持ちを持っていれば本当に大切なものを見極めることができるし、余計な執着を持たなくて済む。
断捨離なんかも役に立つかもしれない。
少しずつ余分なものを自分から削ぎ落としていく。
自分に何かをプラスすることに意識を持っていた人は、自分から何かを削ぎ落とすことを意識してみるといいかもしれない。
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