どうもどうも　こんにちは

ほんの少しだけど　仕事を始めたり　
家族が順番に体調を崩したりしたことで
久しぶりの更新となりました

家に居たら休めない　
そんな父ちゃん母ちゃんに　おすすめしたい
「家族の寝静まった早朝に　そっと出掛けてみませんか？」
そんなお話です

以前も「朝活をはじめてみませんか？」というテーマで書いたことがある

ところが　春頃から　週末に家庭の用事が入ることが多くなり
数か月ほど　朝活が遠のいていたのだ・・・
今日は　久しぶりに蘇った
「母の朝活時間」について　書いていこうと思う

子どもに塗れる（まみれる）

子どもにまみれるという感覚がわかる人は居られるだろうか？
「塗れる」と書いて「まみれる」と読むらしい
へぇ　塗りたくられる的な？　なんか分かる・・・

わが家では　ハチャメチャな４歳男子と
超絶マイペースな　オタク系小４男子を育てている
４０代の　私ら夫婦は
文字通り　子どもにまみれまくっている

わが家に居る時間は
家のスペースも　テレビも　食事も　生活のサイクル全てが．．．
なにもかも　子どもに浸食されて　休む暇も場所もない．．．

普段は　不登校長男のお昼ご飯を　用意したり　
長男宛ての来訪者がある時には　在宅をしたり
なんだかんだと一日を過ごし

そしてまたその合間を縫って　次男の療育の送迎などをしていると
本当に1週間過ぎるのが　あっという間
「自分だけの空間」そして「自分だけの時間」は
意識をしないと　なかなか確保が難しい．．．

子どもにまみれまくって　わたしは今日一日何をしていだんだろうと思う日も　数知れずなのである

昨晩は次男による「ジャイアンコンサート」

これを書いたのは日曜日　その前の晩
時刻は　夜9時を回っていた

疲れ果てて　私は寝室で寝転んでいた
すると　どこかに転がっていた聴覚過敏用のイヤーマフを装着した次男が
ドヤ顔でやって来た・・・

すると「自分の声がどれだけ出せるのか」を試すように
大声で歌い始めた
しかも　歌詞のない謎の歌

これじゃあ　まるで・・・
「ジャイアンのコンサート」じゃねーか！！！

話は脱線するが　
現在、私は「ペアレントトレーニング」を学んでいる
「好ましくない行動は　無視をしましょう」

そう習っている
そうだった　そうだった　無視しよう・・・
（１分経過…）
（２分経過…）

・・・
おんどりゃーっ!!!　何時だと思ってんだーっ!!!
コラーーッ!!! 歌うのおしまい!!!
ジャイアンコンサートは 　お・し・ま・い　d e s u !!」

はぁ．．．また怒ってるよ私．．．
子どもたちに　「ミサエ（クレヨンしんちゃんの母ちゃんね）」と　呼ばれるわけだわ

「完全防音の耳栓」どなたか開発されましたら　ご一報ください

寝ている間も　子どもにまみれる

次男によるジャイアンコンサートが終わったあと
「今日は疲れたから　一人でおとなしく寝よう」と思い
普段使っていないベッドで　横になっていた

すると　まずは長男・・・その次に次男と　
順番に布団に忍び込んできた
結局　次男のおねしょを心配しながら　全然眠れなかった・・・

「ママーどこにいるのー？」と私を探しに来るところとか　
寝ながらも足裏で　私の居場所を確かめてくるところとか
もちろん！間違いなく！全部可愛いんだよ
でもね　そーゆーことばっかりじゃねーんだ！

・蹴られずに　寝たい
・布団を剝いでいないか　心配しないで寝たい
・次男の夜驚症に付き合わずに　ぐっすり寝たい
あと数年・・・そう思いながら
子育て１０年目になりますです　はい．．．

数ヶ月ぶりの「母の朝活時間」

平日も休日もいつも　夫と子どもが寝ているうちに起きている

早朝の静寂の中で　ここぞとばかりに
ヨガをしたり　洗濯機を回したり　化粧や着替えなどの身支度を済ませている

これを書いた日曜の朝もそんな　一日の始まりだった
ふと・・・「夫に朝の支度を　ぶん投げさえすれば．．． もしかして今日、朝活（モーニング）行けるんじゃね！？」
身支度をしながらそう思った

そう思ったら　あとは子どもを起こさず
家を出るのみ！！
リュックに　手帳やら　パソコン　読みかけの本などの
「自分的宝物」を詰め込み　
寝ぼけている夫に　ちょっと出てくるとだけ言い残し　ひっそりと家を出た・・・

急に降って来た雨に　濡れながら
自転車をかっとばし　
時刻は7時　開店間もないファミレスについた

先客に　７０代位の　かわいらしいおじいちゃんがいた
私は　2番目の客だった　

その次も　またその次も　おじいちゃんがやってくる　
どのお客も　皆一人客　誰とも話さずゆっくり過ごしている
新聞を読んだり　好きなドリンクを　のんびりと取りに行ったりしている

「私にも　こんな時間が　いつかやってくるのかな」
そんな思いで見ていた

「朝活×モーニング」の素晴らしさ

そして私は　モーニングメニューから
朝食を　注文することにした

10分も経たないうちに　朝パートのおばさまが
お盆に乗せて　配膳してくれたのは　鮭朝食（税込792円）
焼き鮭と　白い大盛ご飯　そして　納豆に　海苔
フルコースじゃないですかぁ〜（嬉）

なんだか　一人で旅行に来て　
一人で朝ご飯を食べにでも来ている錯覚に陥る

「ああ…鮭に醤油を　何往復も掛けられる自由さって　素晴らしい」
大根おろしまで　付いてやがる…（泣）
しかも　大根おろしの隣には紫蘇が添えられておる・・・

完全に　私の為に　誰かが作ってくれたものじゃねーか（泣）

しかも　最初から最後まで　自分のペースで食べられる・・・
誰かの食べこぼしを　慌てて拭いたり　
別々に起きてくる家族の為に　それぞれ配膳する必要もない
子どもたちの好き嫌いに合わせて　準備する必要もない

自分のためだけに・・・
箸を運び　目を閉じ　味わい　咀嚼をして　堪能すれば良し
（ただのファミレスですが　なにか？）

「朝活」で見えた景色

過ごしたのはたった1時間ほど
バタバタな週末の朝に　少しでも自分時間が取れたことで
思わぬことに　普段は見えない景色が見えた

ふと店内を見渡すと　店には一人客だけでなく
二人客が増えていた
それはどれも夫婦　私よりも年齢は上　
子育ては終わったのだろうという　５０~７０代の夫婦の姿ばかり．．．

「たまにはモーニングでもしましょうよ」と　妻に言われて やって来たのか
それとも「週末位は　ファミレスで朝食を」と　夫婦で決めているのか
どちらにしても　羨ましい

「こうしたのんびりした時間が　いつか我々夫婦にも来るのかな？」
そう思うと　今のこの子どもにまみれたこの時間も　
いつか終わってしまうのだろうと　すこしばかり寂しく思えた

時計を見ると8:30を過ぎていた
さぁ　そろそろ帰ろうか・・・
きっと家では　慣れない朝支度に　へとへとになった夫がお待ちかねだろう

そうしたら
私は　夫に「ありがとう」と　言うんだ
子どもたちには　「ただいま」と・・・