東京レインボープライドが公式声明、一方的な公開要望に対して冷静な対応

先日の記事で【トランスvsレズビアン】という誰も得をしない構図になってしまっている揉め事について書いた。

「レズビアンvsトランス」 LGBT分断の危機!?
https://note.mu/oharan/n/n70e715c707f8

この騒動で、何故か 『東京レインボープライド』 が巻き添えになってしまった。
問題とされている二丁目のお店が、レインボープライドのパレードに参加しているようで、トランス側がそれが気に入らないとゴネ出したのである。

・バズフィードへの記事のねじ込み
レズビアンバーがトランス女性の入場拒否→謝罪 LGBT当事者間の差別めぐる議論広がる
https://www.buzzfeed.com/jp/sumirekotomita/gold-finger-1
・東京レインボープライドに対する公開要望書
・これらのTwitterなどでの拡散

こうした展開がワンセットで行われ、当初はトランス側に勢いがあったのだが、情報が伝わるとLGBT界隈や、トランスからも異論や非難の声が挙がった。
どこに非難すべき点があるかについては前回の記事をご参照いただきたい。

そして、6月10日になって、巻き込まれ事故を喰らった東京レインボープライドが公式声明を発表した。その内容は以下の通りである。

2019年6月7日付(午前0時4分)で『Team Respect & Solidarity(TRanS)』よりいただきました公開要望書に対して、6月10日付(午前10時57分)で下記の通りお返事させていただきました。
https://twitter.com/Tokyo_R_Pride/status/1138264616180625408

公開要望書への返答について
https://tokyorainbowpride.org/news/1717

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