誰でも作れる「十和田バラ焼き(風)」
材料さえ揃えば作るのは非常に簡単。
材料
・牛バラ肉 200g程度
「バラ焼き」のバラはバラ肉のバラなので、牛バラ肉が必要である。国産の方が脂の美味しさを楽しめるだろう。今回はケチってアンガスだ。
・タマネギ 1個以上
この料理の主役はタマネギなので、1個は絶対に欲しい。今回は1個で作っているので、増やす場合は調味料の分量を調整する必要がある。
調味料
・醤油 大3
・砂糖 大1
・みりん 大1.5
・酒 大1.5
・ニンニク 2片程度
・煎りごま 好み チューブでも構わないが、本物志向であれば青森県産。
砂糖ではなくリンゴ(すりおろし)の方が、より本物らしくなる。可能ならば青森県産が良いだろう。
調理
①タマネギを半月切りにする。この際、繊維と垂直に切る。
厚みは5㎜~1㎝程度で良いだろう。
②ボウルなどに材料を全て投入し、良く混ぜる。
大きなビニール袋などの方が混ぜやすいかも知れない。
今回はこの状態で1時間ほど冷蔵庫へ入れておいた
③フライパンにサラダ油(分量外)を引いて温める。
今回は追加でニンニクを投入した
④フライパンが温かくなったらタマネギを投入する。火力は最後まで中火で良い。
何となく全体に広げておくと良い
⑤タマネギの上に肉を載せ、残ったタレも全部かける。
⑥この状態でタマネギが透明に柔らかくなるまで放っておく。
⑦タマネギがしんなりしてきたら少し混ぜる。
菜箸でサッと混ぜる程度で良い。鍋を振る必要が無いので簡単だ。
⑧肉にも火が通ったら完成
白米に載せて一味を振ると完璧だ。
おわりに
青森県十和田市のご当地グルメである「十和田バラ焼き」は、タマネギを沢山食べるために生まれた料理であり、甘辛いタレがゴハンに良く合う。現地には焼肉屋が多く、少しずつ違った味を楽しむこともできる。
忠実に再現しようとすると大変だが、家庭でも簡単に似たような味のものは食べられる。日本人好みの味付けなので、我が家でも好評である。
現地では「十和田バラ焼きゼミナール」という市民団体が、この料理を旗印に十和田市のPR活動を続けている。
全国各地でPR活動をしていたのだが、それもこの情勢下では難しいだろう。
と同時に、現地へ食べに行くのも難しい。例え現地の味には及ばずとも、これを作ることで思いを馳せるのだ。十和田の景色に。
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