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失業や転職時に!自分探しにおすすめの本#1「あやうく一生懸命生きるところだった」 署:ハ・ワン 訳:岡崎暢子

どんな時におススメか

これは仕事辞めると上司に報告した時に読みました。前向きな気持ちで仕事を辞めたのではなく、次の仕事が決まっていない少々ネガティブになっている状況の人には特に読んでもらいたいです。頑張りすぎて、走り続けて、ふとした思いでつながっていた気持ちもプツンと切れとき鬱になったり、方針状態で何も手につかなくなったりと経験があります。励ましてくれる本というより、不安や悩みに共感できることが多くあります。

この本を読んだら、もっと肩の力を抜いて会社に行けばよかったんだと思えるようになりました。どこかで会社に過度な期待をしていました。ビジョンが良くても仕事内容がつまらない、でも安定している(福利厚生、産休がとれる会社、ワークライフバランスなど?)から辞めたらもったいないと。安定のままだと一生何もそこからの大きな変化はありません。辞めたら、辞めたで、安定して働いていたときにはなかったことを考えてて行動するようになりますよ。

安定志向の人はこの本読むのだろうか?

やりたいことをみつけたい人へ

こんな人にぜひ読んでもらいたいです。頭が良くても、いい会社に入っても、「こんなんじゃなかった」と言う人います。じゃあどうだったらよかったの?
自分は才能がないからとか言う人、そんな人生でも悪くないんじゃない?と背中を押ししてくれる本です。

無駄なことはしたくない、それやっても無駄じゃない?とよく聞きます。無駄かどうかは本人しかわからない。目標と目的がある行動しかできなくなっても、それは「成就」の領域で「楽しみ」ではないと。確かに、自分はよかれと思って、他人は無駄だと思っても自分にはそれが楽しみなのであれば、そこに目的はないけれど、偶然の楽しみもやってくるかもしれないし、人生を豊かにしてくれるものだというのです。

何がやりたいかわからないから、何がむいているのか占い師に聞いたことがあります(笑)でもそういうことではなく、無駄だと思うような散歩からもふと誰かと出会って話したことからやりたいことが見つかるかもしれない。

普通でつまらない毎日を幸せに過ごすこと

この本で私が気に入ったのは「普通で、つまらない毎日を幸せに過ごす」ということです。

仕事を辞めたことと、自粛で何もできなくなったからこそ、こんな時こそ丁寧に料理をしてみる、ドラマをゆっくり観てみる、庭いじりでもしようかと普通にできなかったことをすることができました。

ご飯は買えば食べれるから、作っている時間は仕事したい、とか思っていましたが、ご飯を作ることで栄養を考え、カロリーを気にして、体を大事にするということができるようになる。無駄な時間とはなく、何を大事にするかという対象が変わってくるだけなのです。

人生は良いことと悪いことやつまらないことの半分づつにはなっているとので、人生の大半はつまらないないことだらけなら、この瞬間を幸せに過ごすことに意味があるのだということです。

特に悩みや不安だらけの人の心をほぐして、きちんと自分の心にストンと落ちてくる、そんな本だと思います。

私の楽天roomからも本を見てください☆彡
あやうく一生懸命生きるところだった


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