大戸野 李衣

主に小説、たまにコラムを投稿します。東京女の息苦しさや切なさを、紡いでいきます。

大戸野 李衣

主に小説、たまにコラムを投稿します。東京女の息苦しさや切なさを、紡いでいきます。

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介

東京在住。41歳バツイチ。 西日本で生まれ育ち、就職を機に上京。 29歳になるときに同世代の男性と結婚。 約10年の結婚生活を経て40歳で離婚。 子供はなし。 結婚生活の前半は専業主婦期間も挟みながらゆったりと生活。結婚生活の後半からフルタイムで働き始め、意図せず出世してしまい管理職になる。 もともと社会性が希薄なクセに、たまたま出世してしまい管理職になって苦しむことに。 とはいえ、仕事を頑張ったおかげで金銭面の不安を抱えることなく離婚を決意できた。 離婚後は、約15

    • 私が東京を捨てたのか。それとも、私が東京に捨てられたのか

      かれこれ約20年住んだ東京は、本当に楽しく魅力的な街でした。 私が初めて東京を訪れたのは、20歳を過ぎた頃。 10代の頃の私は日本よりも海外に興味があり、東京に行くくらいなら海外に行きたいと思い、東京にはなんの魅力も感じていませんでした。 私は、コギャル世代の少し下くらいです。 コギャル全盛期の頃に中学生だった感じかと思います。 中学生で小室ファミリーを聴き始めて、安室ちゃんやあゆを聴いて青春を過ごした世代。 渋谷109でカリスマ店員がどんどん生まれていた頃ですね。 渋

      • 経済的豊かさと精神的豊かさは、必ずしもイコールではないという現実と、私なりの幸福論

        皆さんは、幸福度の頭打ちの話を一度は聞いたことがあるかと思います。 年収800万までは、幸福度は年収に比例するが、800万を超えるといくら年収が上がっても幸福度は上がらないという話。 つまり、お金を稼げば稼ぐほど幸せになれるというわけではないということ。 日本とアメリカ、どちらの研究や調査でも同じような結果になったそうです。幸福度が上がらない理由としては、1000万以上になると付き合う人たちの年収が青天井になり、どれだけ稼いでも「上には上がいる」ということを痛感させられ

        • 青春とは「初体験」のことである

          「青春」という言葉を聞くと、あなたはどんなことをイメージしますか? ちょっと崩して着る制服、学校のチャイム、教室から見下ろす校庭とそこで部活に励むサッカー部、好きな人と二人乗りした自転車、初めての門限破り、アルバイト先の先輩との恋、夏の花火大会、恋人とのドライブ、酔い潰れた新歓コンパ、深夜のクラブで煽るテキーラ…など、思い浮かべるシーンは人それぞれでしょう。 40歳にもなると、青春時代の思い出はとても眩しいです。当時はなんとも思っていなかった日常が、ものすごくキラキラして

        • 固定された記事

          なぜアラフォー女の親友はゲイなのか

          よく言われていることですが、女性というのはライフステージが変わるたびに交友関係がアップデートされます。 学生時代の親友でも、どちらかが結婚したり、ましてや子供ができたりしたら自然と疎遠になっていくもの。寂しいですが、仕方ないんですよね。女性というのは共感を重視しますから。 ライフステージが変わると、共感したくてもできなくなるんですよ。 別に、ライフステージが変わったからといって友人を嫌いになるなんて、そんなことは決してないんですよ。 ただ、立場が変わってしまった友人の話

          なぜアラフォー女の親友はゲイなのか