鑑賞*秋暑し稟議書にある逆さ印 136 岡田耕 2023年9月9日 00:00 安藤馬城生大正十年大分県宇佐市生まれ。平成三年「扉」(主宰 土生重次)創刊参加。句集に『島ことば』『風の礫』。句は平成五年作。『島ことば』所収。決裁文書に納得はしかねるが、印を押さねばならないとき、不同意の意味で印を逆さに押す。そんな慣習がある業界があるらしい。無言の意思表示で組織の中で生き抜く。秋の肯えない暑さに堪えるのと、よく似ている。(岡田 耕) ダウンロード copy この記事が参加している募集 読書感想文 182,964件 わたしの本棚 16,740件 #エッセイ #読書感想文 #俳句 #わたしの本棚 #季語 #歳時記 #俳句歳時記 #秋暑し 136 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート