Makoto Okada

テーマ:セクターを越える。好きな言葉:幸せのハードルは低く。認知症フレンドリージャパン…

Makoto Okada

テーマ:セクターを越える。好きな言葉:幸せのハードルは低く。認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ共同代表理事。GLOCOM客員研究員、富士通JAPAN株式会社。胸にきざむは退却ダマシイ、今日もテーマはあとずさり。

マガジン

  • 日記・雑感

    どうでもいい日々の雑感

  • 読んだ本などについて

    読んだ本などについての感想や雑感です。

  • 認知症フレンドリージャパン・マガジン

    認知症にかかわるさまざまな活動を掲載していくマガジンです。

  • 植物とかかわる

    動物よりも植物が好きかもしれません。植物的価値観に憧れます

  • Collective Dialogues

    • 70本

    創造的で豊かな対話を実践するための工夫やヒント

記事一覧

坂戸日記 2024.05.02

2024年5月2日(木)、晴れ。 隣町の鳩山町には、Automated Meteorological Data Acquisition System(地域気象観測システム)、通称、アメダス(AMeDAS)があり、最近は、…

Makoto Okada
59分前
3

たまたま似たテーマ

伊藤比呂美『伊藤比呂美の歎異抄』、吉本ばなな『キッチン』読了。 『歎異抄』と『キッチン』を並べるなんて変な話だ。でも、伊藤比呂美『伊藤比呂美の歎異抄』と吉本ばな…

Makoto Okada
1日前
8

エマニュエル君

エマニュエル君と新宿のルノワールで雑談をしている。というか、そんなような気持ちで、カントの『純粋理性批判』をぼんやりと読んでいる。 友人のエマニュエル君はまじめ…

Makoto Okada
2日前
3

海まで歩く(Day 3)

春までには海まで行こう。そう思って歩いた3日目。前回は1月5日・6日で、荒川の支流、高麗川の家の近くにかかる粟生田大橋から、高麗川と越辺川の出合い、越辺川と荒川の出…

Makoto Okada
3日前
6

坂戸日記 2024.04.28

2024年4月28日(日)、晴れ。 既にかなり暑い。ウェザーニュースの履歴をみると13時には30℃、15時には31℃になっている。「まだ四月なのに・・・」と使い古された言葉を…

Makoto Okada
4日前
7

トークイベント『〈公正〉・(読んだふり)・連帯』を視聴する

積読ならぬ積視聴となっていた動画を視聴した。左側に映っている朱さんに関係する本と、右側に映っている三宅さんの本を最近読み終え、いずれも面白かったからだ。三宅さん…

Makoto Okada
5日前
13

皮肉に満ちた趣きのなかで:ボルヘス『死とコンパス』

世界には隠された秘密がある。そう考えた方が面白いことは間違いがない。『死とコンパス』の登場人物の一人、レンロットもこう言っている。 ボルヘスの短編『死とコンパス…

Makoto Okada
6日前
7

現代的な課題感と感性を反映するSFらしい近未来SF:柴田勝家『走馬灯のセトリは考えておいて』

本を読んで「やられた!」と感じるのは、人によっていろいろ違う。哀しい恋と別れという人もいれば、巧妙なトリックや壮大な歴史ドラマっていう人もいると思う。 私はとい…

Makoto Okada
7日前
8

坂戸日記 2024.03.31

2024年3月31日(日)、晴れ。 年度末進行が終わり一息ついた。ずっと気になっていた芝生のエアレーション・目土入れ・施肥も終了。自宅でリアルピクミンの気持ち。 午前…

Makoto Okada
1か月前
7

坂戸日記 2024.03.24

2024年3月24日(日)、晴のち曇。 年度末進行がほぼほぼ決着がついた(と思う)。忙しかったり、気ぜわしかったりすると、食べる量も増えてしまうし、歩くこともサボりが…

Makoto Okada
1か月前
5

坂戸日記 2024.03.16

2024年3月16日(土)、晴。 来週からまた少し寒いようだが、今朝の最低気温は5℃だった。少しずつ確実に春になっていく。今日の気温は19℃まで上がるそうだ。 一昨年はナ…

Makoto Okada
1か月前
6

坂戸日記 2024.03.08

2024年3月8日(金)、雪のち曇。 「もうこれ以上延伸してはいけません!年度内に絶対受診!」と保健師さんから強い注意喚起を受けて健診の予約をしたが、天気予報は雪だと…

Makoto Okada
1か月前
9

坂戸日記 2024.03.01

2024年3月1日(金)、曇。 いつも参加している #猫町倶楽部 がカントの『純粋理性批判』を全6回の長編読書会の課題本に選んだこともあり、ここのところ、断片的に時間を使…

Makoto Okada
2か月前
13

坂戸日記 2024.02.24

2024年2月24日(土)、晴。 何日か暖かい日が続いたかと思うと、また寒い日が続く。三寒四温とはいうけれど、2月下旬に25℃を越える夏日、その後に昼間も5℃以下はいくら…

Makoto Okada
2か月前
11

坂戸日記 2024.02.17

2024年2月17日、晴。 雪のあと、何日か暖かい日が続いたので、アネモネとクロッカスが咲いた。アネモネは昨年からそのまま放置していたもので、クロッカスは球根を掘上げ…

Makoto Okada
2か月前
10

坂戸日記 2024.02.10

2024年2月10日、晴。 夜、近所のスーパーの閉店間際に買い物に急いで行った。既にいつも使っている側の出口はロックされていたので、慌てて走ってもう一つの入口に向かっ…

Makoto Okada
2か月前
12

坂戸日記 2024.05.02

2024年5月2日(木)、晴れ。 隣町の鳩山町には、Automated Meteorological Data Acquisition System(地域気象観測システム)、通称、アメダス(AMeDAS)があり、最近は、熊谷市を抜いた気温になることも少なくない。 幸いに、今日は五月らしい爽やかな天気とのことだったので、鳩山町にある蕎麦屋(満作)まで歩いて行こうという話になり、ドロシーと10時半頃に家を出た。うちから満作までは1時間ちょっとの距離で、11時半開店なので、ちょ

たまたま似たテーマ

伊藤比呂美『伊藤比呂美の歎異抄』、吉本ばなな『キッチン』読了。 『歎異抄』と『キッチン』を並べるなんて変な話だ。でも、伊藤比呂美『伊藤比呂美の歎異抄』と吉本ばなな『キッチン』は、どちらもちょっとだけ身近な人の死をテーマにしている。 だからなんだということでもない。テーマが似ていたのはたまたま。私にとって少し年上と少し年下の作家を気が向いて読んだに過ぎない。これもなにかの巡り合わせだろう。そんなことをいったら昨日観ていた韓国ドラマ『涙の女王』だって、ある意味、人と人が出会う

エマニュエル君

エマニュエル君と新宿のルノワールで雑談をしている。というか、そんなような気持ちで、カントの『純粋理性批判』をぼんやりと読んでいる。 友人のエマニュエル君はまじめな奴で、一生懸命になにか考えているっぽいが、正直なところ彼のいっていることがよくわからない。 先月は、感性の話をしていたのだけれど、今月は認識の話をしている。 まじめな彼の話をきちんと理解してあげようとしない態度を人は不謹慎だというかもしれない。その通りだ。けれど、彼が結構な時間をかけて一生懸命考えたことが、そん

海まで歩く(Day 3)

春までには海まで行こう。そう思って歩いた3日目。前回は1月5日・6日で、荒川の支流、高麗川の家の近くにかかる粟生田大橋から、高麗川と越辺川の出合い、越辺川と荒川の出合いを経て、治水橋まで歩いた。次は桜の咲く頃にと思っていたが少し遅れてしまった。 大宮まで電車で移動し、バスで治水橋堤防に向かう。治水橋は「ちすいばし」だとばかり思っていただが、「じすいばし」だということを知る。この辺りで荒川にかかる橋はどれもかなり長いが治水橋も800メートルを超える。土手の内側にゴルフ場や田ん

坂戸日記 2024.04.28

2024年4月28日(日)、晴れ。 既にかなり暑い。ウェザーニュースの履歴をみると13時には30℃、15時には31℃になっている。「まだ四月なのに・・・」と使い古された言葉を思う。 世間一般は3連休の中日。ドロシーと話してプール教室に申し込むことにした。歩いて申込みに行ったのだけど溶けそうだった。途中、関越自動車道を横切るところで高速を見下ろす。いつも渋滞のニュースで流れる高坂サービスエリア近くだがかなり空いてる。しかも上りの方が車が多い。 午前中、小さな家の芝生に水を

トークイベント『〈公正〉・(読んだふり)・連帯』を視聴する

積読ならぬ積視聴となっていた動画を視聴した。左側に映っている朱さんに関係する本と、右側に映っている三宅さんの本を最近読み終え、いずれも面白かったからだ。三宅さんの『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読んで、「だよね」と思ったというのもあるし、それは本に限らず動画もだよねと思ったからだ。 動画の中で二人の会話が噛み合っていたかどうかは私にはよくわからない。二人とも「それ面白いですね」という言葉を最初に言ってから、結構、自分の言いたいことを言っている気もしたからだ。 で

皮肉に満ちた趣きのなかで:ボルヘス『死とコンパス』

世界には隠された秘密がある。そう考えた方が面白いことは間違いがない。『死とコンパス』の登場人物の一人、レンロットもこう言っている。 ボルヘスの短編『死とコンパス』は、モノクロ画面やスタイリッシュな構図が多用された犯罪映画《フィルム・ノワール》の雰囲気に満ちている。 たとえば冒頭で殺害されるマルセル・ヤルモリンスキー博士に関する説明の以下の文章がその例となる。 日本語に翻訳されていることを考慮しても、実のところこの5行ほどの文章は、端的には、 1. 最初の犯罪は北ホテル

現代的な課題感と感性を反映するSFらしい近未来SF:柴田勝家『走馬灯のセトリは考えておいて』

本を読んで「やられた!」と感じるのは、人によっていろいろ違う。哀しい恋と別れという人もいれば、巧妙なトリックや壮大な歴史ドラマっていう人もいると思う。 私はといえば、《センス・オブ・ワンダー》。まぁ、ざっくりいうと違う世界につれていてくれる感覚。違う世界に行くといっても異世界転生とはちょっと違って、どこか理屈っぽく訴えかけるのに弱い。SFが好きだったのもそういう理由だ。 柴田勝家『走馬灯のセトリは考えておいて』は、日本のSF(サイエンス・フィクション)の短編集で、私はこの

坂戸日記 2024.03.31

2024年3月31日(日)、晴れ。 年度末進行が終わり一息ついた。ずっと気になっていた芝生のエアレーション・目土入れ・施肥も終了。自宅でリアルピクミンの気持ち。 午前中、慶應の学生のインタビューを受ける。2014年に作ったパターン・ランゲージについて、11月に受けたインタビューの追加インタビューがしたいとのこと。 他の人へのインタビューを含めて、6月にはそれらをまとめて国際会議に出したいという。11月のときに話した内容についてもいろいろいと一生懸命に受け止めてくれたようで

坂戸日記 2024.03.24

2024年3月24日(日)、晴のち曇。 年度末進行がほぼほぼ決着がついた(と思う)。忙しかったり、気ぜわしかったりすると、食べる量も増えてしまうし、歩くこともサボりがちになり、結局、太る。だから体調もよくなる。 早く4月になればよいなと思う。少しだけ気持ちの余裕ができてピクミンブルームをインストールする。キノコと戦う。

坂戸日記 2024.03.16

2024年3月16日(土)、晴。 来週からまた少し寒いようだが、今朝の最低気温は5℃だった。少しずつ確実に春になっていく。今日の気温は19℃まで上がるそうだ。 一昨年はナノハナがとても良く咲いて、去年はあまり上手くいかなかったが、今年はそこそこに咲いてくれた。ミツバチはナノハナが本当に好きだ。暖かいと集まってくる。ミツバチがナノハナで熱心に仕事をするのをみるのは楽しい。 ミチタネツケバナを見つけた。雑草なのでポッドに隔離。あとで戻すかも。 そろそろ芝の手入れをしないと

坂戸日記 2024.03.08

2024年3月8日(金)、雪のち曇。 「もうこれ以上延伸してはいけません!年度内に絶対受診!」と保健師さんから強い注意喚起を受けて健診の予約をしたが、天気予報は雪だという。 それでも仕方ない。5時前に起きて、6時の電車に乗って川崎へ。本当はそんなに早くでなくても良いのだけれど、南武線が雪で止まったりしたら困るので、池袋廻りにしたのだ。うちからだとこの時間なら、乗っているだけで武蔵小杉まで座っていける。 本も読めるかなと電子版のカントをスマホで読もうとするが気が乗らない。

坂戸日記 2024.03.01

2024年3月1日(金)、曇。 いつも参加している #猫町倶楽部 がカントの『純粋理性批判』を全6回の長編読書会の課題本に選んだこともあり、ここのところ、断片的に時間を使いながらカントを読んでいる。 昨日までに、「序論」「超越論的感性論」「第一版の序文」と読み進み、「第二版の序文」を読了。これで一応、2月中の目標としていた「副読本2冊」(石川文康『カント入門 』、冨田恭彦『カント入門講義: 超越論的観念論のロジック』)+「読書会の課題範囲読了」(巻頭から「I 超越論的原理

坂戸日記 2024.02.24

2024年2月24日(土)、晴。 何日か暖かい日が続いたかと思うと、また寒い日が続く。三寒四温とはいうけれど、2月下旬に25℃を越える夏日、その後に昼間も5℃以下はいくらなんでもだ。 22日(木)は休みを取った。そして、午後、少し暖かそうだったので、ドロシーと新宿へ行く。ドロシーが、お正月に使う半月盆があればほしいので新宿伊勢丹で輪島塗の展示即売会をしているので見たいという。 残念ながら半月盆はなく、予約することはできるが受取りもだいぶ先になるらしい。そもそも、価格がド

坂戸日記 2024.02.17

2024年2月17日、晴。 雪のあと、何日か暖かい日が続いたので、アネモネとクロッカスが咲いた。アネモネは昨年からそのまま放置していたもので、クロッカスは球根を掘上げたものを冷蔵庫で保管、秋に植え直したものだ。 春一番も吹き、このまま春になればいいのに。 でも、きっと君たちは早く来すぎたと思うよ。ごめんね。 インターネットが日本で普及するきっかけとなった年は1995年頃だろうか。30年ほども経ったことになる。総務省の情報通信白書をみると、個人のインターネット利用率は85

坂戸日記 2024.02.10

2024年2月10日、晴。 夜、近所のスーパーの閉店間際に買い物に急いで行った。既にいつも使っている側の出口はロックされていたので、慌てて走ってもう一つの入口に向かった。そしてこけた。パタリロのマンガのような姿勢でこけた。 一瞬、以前手をついて肩を骨折した記憶がよみがえり手を前に出した。おかげで手の方は右手首を若干痛めた程度で済んだ。けれども左胸を激しく打った。10日ほど前のことだ。眼鏡も吹っ飛んだ感じで外れたので、最初に心配したのは眼鏡のことだった。 つっかけのような