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IgA腎症との長い道のり#6「結婚」

発病してから約7年後の26歳に結婚しました。
結婚当時の尿検査の値はたんぱくが±〜+2の間で、潜血はだいたい+2でした。体の状態は日によっては手がむくむことがあったり、トイレの間隔が1時間半くらいになりましたが、しんどくて動けない日はありませんでした。

慢性の持病を持っていると、人生のイベント事のたびに思い悩みます。

  • まわりは健康な人が多いのに、持病を持っている私でいいのだろうかということ

  • 子供を産めるのだろうかということ

  • 結婚して迷惑をかけないだろうかということ

私自身、病気になってから、色んなことをあきらめてきました。結婚もまたうまくいかなくても、仕方ないとあきらめるしかなかったのです。

結婚を考える上では、相手の方にはいつか持病のことを伝えなくてはなりません。健康であれば、そんな心配をしなくてもいいのに…
慢性の持病を持っていることで、あらゆることに対して、引け目を感じていました。

「今日は体のことを伝えるぞ」と意を決して、向かったことを覚えています。その時は精一杯でしたが、今振り返れば、いい思い出です。

もし、同じようなことで悩んでいる方がいれば、行動する前にあきらめないでくださいね。


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