俺ちゃん、エイリアン法を語る~映画『LIFE』解説2
さて、前回に引き続き「アメリカの子供たちによる宇宙飛行士インタビュー・シーンから見える映画の真のストーリー」を考えていこう。
二人目は、ライアン・レイノルズ演じる航空エンジニア「ローリー・アダムス」についてだったね。
ロシアの女帝「キャット」こと「エカテリーナ司令官編」はコチラ!
ライアン・レイノルズっちゅうたら、今ノリノリの役者やな。
まさにそうだよね。
かつて「グリーン・ランタン」だった彼は、今では「俺ちゃん」こと「デッドプール」として世界的人気を博している。
グリーン・ランタン!
すっかり忘れとったけど、レイノルズはDCのヒーロー「グリーン・ランタン」も演じとったな…
せやけど大コケしてデップーに専念することになり、結果としてそれが吉と出たんや…
ちなみに彼は、2019年に公開される実写版ポケモン映画『名探偵ピカチュウ』で「ピカチュウ」の声を演じることになっている。
マジで!?俺ちゃんがピカチュウやるんか!
せやけど、こうして並んどると、まるでセネガル国旗やな…
なるほど、確かに!
じゃあライアン・レイノルズには、こちらも2019年11月に公開予定の「ソニック君」実写版でも主演してもらわないとな…
エグゼクティブプロデューサーが『デッドプール』の監督さんらしいから…
そしたら、青が加わってモーリシャスの国旗に…
そう来たか!
せやけど青キャラやるんやったら、ついでに白キャラ映画でも主演して…
これでセーシェルの国旗が完成や!
あんたら、さっきから何ライアン・レイノルズで遊んでんだよ!
しかもその白キャラ映画での主演とか、絶対ありえないし!
ごめんごめん。
「グリーン・ランタン」の話題を出したかっただけなんだけど、ついつい悪ノリしてしまった…
アラン君が「宇宙人は緑色なの?」って質問して、キャット司令官がそれを否定して、そのタイミングで、かつてグリーン・ランタンを演じたライアン・レイノルズが割って入って来るなんてナイスだよね…って言いたかっただけなんだ。
それだけのためやったんか…
めっちゃ時間かけて画像を作っとったけど、アホやな。
さて、アラン君の次の質問者は8歳のマリちゃん。
彼女はアダムスにこんな質問をぶつけた。
「エイリアンを地球に連れてくるの?」
アダムスは答える。
「いや、今は隔離しなきゃ。安全なこの場所で、奴が何者なのか知る必要がある」
これも「モデルになった人物」のヒントになってるの?
もちろん。
まあ「RORY ADAMS」という役名を見れば一目瞭然なんだけどね…
さっきのセリフは、アメリカ合衆国の第2代大統領ジョン・アダムズが元ネタなんだ。
John Adams 1735-1826
エカテリーナ・キャット司令官は「エカテリーナ2世」で、ローリー・アダムズは「ジョン・アダムズ大統領」か。
そのまんまやんけ。
そう、そのまんまなんだよ。わかりやすいでしょ?
じゃあ「ローリー」は?
寺西?
「RORY」という名前の語源は「赤い戦士」とか「錆びついた・役立たず」って意味なんだ。
前者ではライアン・レイノルズの代表作「デッドプール」を表していて、後者では無駄口の多い役立たずのアダムズ飛行士を表しているよね。
こっちもそのまんまだったんだ(笑)
もうローリーはええわ。さっきのセリフとジョン・アダムズ大統領の関係を教えろや。
アダムズ大統領は「エイリアン法」でも施行しようとしたんか?
それ月刊ムーで読んだことある!
アメリカの歴代大統領は、みんなエイリアンと会っているんだよね!
ヒラリー・クリントンは大統領になったらエイリアンの存在を公にするって言ったから、圧力がかかって当選できなかったんだって!
ベイビー、月刊ムーが宇宙人について書いていることは全部嘘だぜ。
ええ!そうなの!?
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