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双極性障害と赤ちゃんと睡眠

私は双極性障害Ⅱ型という精神疾患を患っている。

双極性障害は、活動的になる躁状態と気分が落ち込む鬱状態を繰り返す脳の病気だ。

躁状態では、気分が高ぶって誰かれかまわず話しかけたり、まったく眠らずに動き回ったりと、活動的になります。ギャンブルに全財産をつぎ込んだり、高額のローンを組んで買い物をしたり、上司と大ゲンカして辞表を叩きつけたりするような社会的信用や財産、職を失ったりする激しい状態になることもあります。一方、いつもよりも妙に活動的で周りの人から「何だかあの人らしくない」「元気すぎる」と思われるような軽い状態は、軽躁状態と呼ばれます。
一方、うつ状態では、一日中ゆううつな気分で、眠れなくなったり、または逆に眠りすぎたりします。大好きだった趣味やテレビ番組にも関心がなくなったり、食欲が低下し、おっくうで身体を動かすことができないといった症状もみられます。

すまいるナビゲーター様より引用

私は高校時代にうつ病と診断された。
社会人になってからも、うつ病の治療を受けていたが、夫と同棲を始めるために引っ越して主治医が変わったことにより、双極性障害だったことが判明した。
うつと双極性障害は、医師でも判別が難しいらしい。

毎月精神科に通い、毎日薬を服用し、月2回は訪問看護に来てもらっているので、大きな鬱や躁状態に陥ることは滅多になくなった。

しかし産後はホルモンバランスも乱れているし、子どもが生まれたことで環境が大きく変わって精神的にも体力的にも辛い日は多かった。

育児の方は生後4ヶ月くらいからだんだんとラクになっていったが、私は元々身体も強くないので、原因不明の高熱を出したり、一週間くらい毎晩嘔吐する日もあった。
特に夜に体調が悪くなることが多くて、毎晩つらい。夜は嫌いだ。

息子が夜通しスヤスヤ寝てくれている隣で、眠剤を多めに飲んでもなかなか寝れず何度も目が覚めてしまう日は今でもよくある。

特に、人が遊びに来てくれたり長時間出かけたり、そうしたイレギュラーがあると夜には体調を崩してしまう。人と会うのは楽しいし好きだし、必要なことだと思うので、疲れてしんどくなってしまった時には眠れなくても早めに休むようにしている。

眠れないからといって、夜更かしするなど不規則な生活はしない。
夫婦だけの生活ならそれでもいいかもしれないが、息子がいるとそうもいかない。

息子は新生児の頃から、朝7時になったら部屋を明るくして、夜になるにつれてだんだんと部屋を暗くし、夜9時には消灯する。という生活リズムをつけさせてきた。
息子がただよく寝る子だったのもあるが、生後3ヶ月頃からだんだんと、夜通し寝て朝7時に自然に起きるようになった。

赤ちゃんのいる生活をしていると夜間授乳や夜泣きがあるし、元々不眠持ちなので細切れ睡眠でもまあなんとかはなるが、夜にしっかり睡眠がとれるとやはり調子は良い。

これは私個人の場合だけど、自律神経が乱れてくると躁鬱がひどくなる。規則正しい生活をするのは、息子にリズムをつけさせたいというより、育児ができるように自分自身を整えたい気持ちが強い。

子どもの健康は、親の健康ありきだ。

最近は夜8時半までに自分のことも全て済ませて、息子をゆっくり寝かしつける。息子はすぐ寝ることもあれば、なかなか寝ないこともある。大人と同じだ。
隣に誰かいないと起きてしまうので、私もそのまま一緒に寝る。
時々息子は夜中に泣いたり叫んだりするけど、少しなだめると安心してまた眠りにつく。

朝は7時に息子と夫が起きるので、私は大体いつも6時に起きて読書や家事や筋トレをする。貴重な1人時間だ。

以前は、夜に2〜3時間も1人時間をとっている夫をずるいと思っていたが、自分も朝に1人時間をとれるようになってからはそういう気持ちはなくなった。

現状、この生活リズムが一番合っているが、また体調や状況に合わせて見直していこうと思う。

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