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【読書感想】違国日記


違国日記 ヤマシタトモコ 祥伝社

マンガは手を出すと完結まで待ちきれない気持ちでムズムズしてしまうので完結してから読んでいるのですが、こちらは読みたすぎて完結前に手を出してしまいました。。先日最終巻が発売されて発売日にさっそく読みました!

じわじわと泣きましたね……。なんだろうね、全員大事に描かれてるからかな。誰も簡単に生きてる人なんていないんだなあって思わされる。大人になったからって問題が解決するわけじゃないんだけど、でも大人になっていくのもいいのかもなって、変わっていくことそれでも変わらないこと、変えられないこと、いろいろあるけどなんとか消化して、ううん消化できなくてもやっていけるようになったり、変わらないでいられた関係の人たちとか、新しく出会った人とかそういうものが増えていくのが積み重なっていくのが大人になっていくってことなら悪くないかもね、と。そして、わからなくても、同じ孤独を感じられなくても、誰かを大事に思えるんだな、その人をその人のまま愛せるんだなって。どうか朝が、えみりが、このマンガにでてきたみんなが自分であるまま大きくなってままならない現実を生き抜いていけますように。

Kindleで購入したので落ち着いたら紙の本を買って何度も読もう、大事にしよう。そんで自分の琴線に触れた部分をもっとよく知ろう、気づこう。

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