「センサーを感じとれる体づくりを」 日々のルーティンのなかに取り入れる習慣化 〜理学療法士に聞く、足のこと、健康のこと レポート
普段、なかなか気をかけない、変化に気づかない、しかしとても重要な「第2の心臓」ともいわれる足のこと。
健康の観点から足、そして足裏がどういう役割があるのか、理学療法士の玉城潤さん、そして靴磨き屋として活動している仲程秀之さんを交えてワークショップを行いました。
足から発するセンサーを気づいている?
はじめに、玉城さんからの足に関するワークショップから。実際に、参加者にテーブルに座ってもらい、足裏を緩めることで身体的にどう影響するのかを体験してもらいました。
人によって反応は様々ですが、参加者によっては足を緩めることで体制がキープできないひとも。「おー」と新たな気づきに歓声が上がるほどでした。
玉城さんから伝えられたのが「センサー」について、普段、気づかずに足を酷使する、また鍛えていないと足からの信号をキャッチできないとのこと。どう感度を高めていくのが玉城さんの仕事の一環だそうです。
トレーニングと思うと続かない 習慣化するための教え
ここで、靴磨きを行なっている仲程さんから様々な質問や補足をもらいました。とくに、日常で足の感度を高めるため、また鍛えることができる方法を伝授していただきました。
そして、玉城さんからは2時間のトークセッションとワークショップから伝えたいこととして
当たり前ですが、人間なので私から伝えたことがうまく当てはまるひともいれば、あてはまらないひともいます。
今までお伝えしたこと、そして日頃からできることをトレーニングしようと思わずに、お風呂でシャワーが温まる5秒間でチャレンジしてみようとか、日頃の習慣に組み込んでもらえたらと思います。
編集記
足のこと、日頃調子がいいのかわからないところ、理学療法士ならではのエビデンスと観点でお伝えしたもらった内容は目に鱗のことばかり。
そんなお話を盛り上げてくれた仲程さんと、11月16日に、職人劇場 靴磨き編 〜あなたの靴がピカピカに。もっと好きになるワークショップ として靴磨きのワークショップを開催してくださいます。
足のことから健康を考えてみる、感じる、気づくことの重要性を感じる時間でした。
ゲスト:
沖縄片麻痺専門サロンてぃーぐすい / 代表 玉城潤さん
SHOESHINE FACTORY / 代表 仲程秀之さん
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会場:おきなわダイアログ
おきなわダイアログでは、その様々なカルチャーを横断的に、また多層的に「対話」させることで起こる新たな発見と創造の場として機能させたいと考えています。 期間限定での運営となりますが、サポートをいただいた分、スペースを延長できるように努めていきます。