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【ワンオペ育児の改善を目指すワークショップ②】

(↑シルバニアでこんなことできる才能がうらやましい……お借りします!!)

さて、こちら↓の、続きものです

【ワンオペ育児を改善するためのワークショップ①】https://note.mu/okmitchan_smile/n/ndb9d3bdfe604


【ワーク2】
その家事を自分じゃなくてもできるものを振り分けてみましょう

これを可視化してみると

ちょっと、ワーク1よりバラけましたね



「なんとなく、私がやればいいんだなって、自分がやってることが多かったけど、夫に頼めるなら助かるかも?」


「地域にこんなサポート支援があったら、助かるかも?」


「町内会のこと、普段夫は忙しいから自分がやってるけど、そのせいで夫は近所の人のことはあまり知らないなぁ」


「お風呂に入れる、といっても入れるだけをやるのと、その前後の準備(脱がせたり着替えさせたりまで)って、夫は意外とやってないな。」


みなさん、具体的に自分の生活を振り返り、ご自分が、ご家族が、普段の生活でどんな動き・役割を担ってきたのかがイメージできたようでした


そして、今回の最大の課題に向き合います

具体的に考える【なぜ?】

なぜ、パートナーや他の家族に任せられないのか?

挙げられた項目は4つ

①時間がない
・相手に任せるよりも、方法や手順をわかっていて、慣れている自分がするほうが、早く終わるから
・やり方を教える時間をかけるのが面倒だから

など

②自分のやり方でやりたい
・相手に任せると、自分のやり方と違うため、口や手を出してしまう

など

③相手のやり方に対して、(仕上り・精度に)不安や不満がある
・自分が達成させる仕上りのレベルが相手とは異なるため、思ったようにできていないと嫌だし気になる

など

④相手に負担をかけるのが心苦しい
・やって欲しいなと思うことがあっても(疲れてるだろうな…)と思うと、頼みづらい

など

こうやって理由まで可視化していくと


家事って、やっぱり仕事と同じだなって思えてくる。

家事に関して、

請け負っている時間が相手よりも多く長く経験していることって、経験値もあるし、慣れもある

故に
先輩社員と、新人・後輩社員の関係性に見えてくる

「若い子に任せて、仕事を覚えてもらいたいけど
この仕事の仕上がりには求められている精度があるから
やっぱアイツには任せられない…自分でやったほうが安心だ」

という感じで

【では、どうやってこの状態を受けとめる??】

任せられないと思うことの原因は様々。

けど、相手のあることとはいえ、自分の働き方次第ではなんとかなることも中にはあることに、参加者は気づき始めました


①時間がない……は、自分が工夫して捻出すれば創り出せます。例えば、いつもより早く起きてみる。それによって、睡眠時間が減るとかなら、早めに寝るところからスタート。
取り掛かる時間が早くなれば、朝の時間に余裕が少しできる
いつもなら時間的に余裕がないことにも、心ゆったりめに対応できることにつながる…かもしれない。
待てる・見守れることから、心の余裕ができると、(お願いして、任せてみようかな?)っていう気持ちが生まれるかもしれません

②自分のやり方でやりたい……は、仕方ない!と受け入れちゃうしかないね!って人がいましたね。
受け入れ、納得して自分でやる。だって、他のやり方が嫌だって思ってるなら、相手のせいじゃないでしょ。

やり方が違うことで、相手を責めるのはちょっと…ね。自分だってそうされたら嫌だって思っちゃうんだし(笑)

だから、これに関しては、納得してやりましょ!

それでも、やっぱ自分だけやるのは大変だし!って、

③相手のやり方に対して、(仕上り・精度に)不安や不満がある……のなら、

目を瞑ることを、しましょう(笑)

やり直さない・文句をつけないことを心に決めて、
お願いしちゃいましょう

その時に、どうしてもできないなら
最低限の希望を伝えるのはどうでしょうか。

例えば、
「洗濯物干してくれる時は、シワを伸ばして干してほしい」とか
「食べた茶碗を台所に下げたら、水にひたしておいてほしい」とか

アイロンかけるにしても、シワが伸びてる状態のシャツにかける方がスムーズに仕上げられるし
ご飯粒カピカピになったお茶碗洗うの、嫌だし

これだけは、お願い!っていう最低限を伝えることで
自分のストレスを減らすことにつながります
言わなくても「普通」わかるでしょ、は
伝えることを放棄してるのと同じ

長く一緒にいたって
わからないことはわからないんだから

だから
ストレスに感じたり、不満に思うことが多いんじゃない??、っていう、ね。

そして、女性陣がパートナーに任せられない理由のなかでも扱いの難しいものが

④相手に負担をかけるのが心苦しい

これ…
元々は、自分が相手を想うが故の、優しさからなんだと思うんです。けど、自分も疲れてるのは事実なのに、遠慮して頼めなくなってしまう。優しさでしかない。

「自分だって、あれもこれもして疲れてるし、アナタが(も)やってよ!」って、言っちゃえばいいのに、言わない選択をしてるのは、他でもない自分なんです。

きっと、パートナーも、(中には、だけど)
「彼女も疲れてるだろうけど、自分も疲れててなぁ。悪いけど、やってくれてて助かるわ」とか
「言われたらやるけど、疲れてるからやってくれるなら任せちゃおう」とか
一定数はいるんじゃないかな。

言われれば、やるけど、やるのもしんどいし、黙っとこ……みたいな、ね。

だから、、この点に関しては、自分が負担大きいならちゃんと相手に伝えることが改善の近道。
相手を想うが故の、優しさからだとしても
それで無理してイライラを一人で抱えてるなんてもったいない。

こうやって、ひとつひとつを丁寧に掘り下げてみたときに根底にあった「任せられない理由」の大枠。

この解消・改善のためにどんな方法を選べばいいのか?



長くなってきたので

note 次へ参ります……