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【ワンオペ育児の改善を目指すワークショップ①】

(↑この、シルバニアで写真でひとことやってる画像好きなんだよなぁ。お借りします。)


えー、

ワンオペ育児という言葉は
子育て中の人の多くが見聞きして浸透しているフレーズだと思う

都会でも
田舎でも
子育てや家事を一人で担っているという人は
多いと思う、女性を中心に

2週間ほど前の日曜日

地元で一緒に活動している子育て支援仲間とともにワンオペ育児についてのワークショップを開催しました

地元の子育て支援活動のパイオニアと
その下で地域支援の活動、ファシリテーターやリーダーとしての行動規範を学んできた同志と共に

子育て支援は
当事者と支援者のみの信頼関係ではなく
いかに、
数ある地域資源とのつながりを築き、コーディネートできるかという部分も、
支援者側に必要とされるものだと考えている

私の地域のパイオニアは
市内外に多数のコネクションを確立させている

県との連携もある

また
同志のうち2人はメンズ

当地域にとっては貴重な
父親主体の育児サークルを運営しているメンバーたち

私は……?

私は…
そうだなぁ……

みんなの、中間的な感じだろうか

先頭に立ってリードするのが
よく任されるけど、あまり得意ではなくて

関わってるサークルや団体なども
だいたい2番手。

代表とかになると、判断力が途端に悪くなるので
推進力を落としてしまうんだなぁ。

自分では、そう思ってる。
(自己評価、低いんだよなぁ、実績それなりには作ってきてるハズだけど。。。)

ま、私のことはおいといて。


今回は、
グループワークのテーブルファシリテーター役として参加しました
参加者の皆さんへの問題提起と意見の掘り起こしを

「模造紙に可視化して さらに考えを深めて……」

と、当初頭の中では思って臨んだんだけど

グループメンバーは
私の頭の中の想定よりも脱線していく…(笑)

(えー………どうやって戻そう??)

そんな風に思う自分と、

(このまま泳いでもらったら、いい気づきに辿り着くかも??)

という狭間で
私は一人一人の声にひたすら耳を傾けながら

キーワードを拾っては付箋に書き込み、落とし込んでいく作業をしました

【ワーク1】
あなたや家族が普段している家事を書き出してみましょう

家事というキーワードに対して、

洗濯、掃除、買い物、料理、寝かしつけ、風呂掃除、
夜泣き対応、園の送迎、町内会行事、PTA……などなど
付箋に書いてないのもあるけど
大きなキーワードが次々出てくる

縦軸は定期不定期な仕事

横軸は自分とパートナー

どのくらいの割合で担当しているかを、位置付けて付箋を貼ってみるとこうなった

妻側に、偏りがち


そこに、問いかける


「例えば、風呂掃除の時に洗剤が切れてたら?お風呂に入った時にシャンプーが切れてたら?詰め替えるのはどなたがやりますか?」

参加者の多くが
「あーー!私やってる!」と答えた。

当たり前にやっていたその作業も、
「立派な家事の一つなのだ」ということを忘れて
当たり前にやっていることに気づいた瞬間でした


【名前のない家事】

こんなワードも、最近よく見聞きします

当たり前になり過ぎてて………っていうやつ

「自分じゃなくてもできる作業を家族と共有したら
自分の負担していることは、軽減できることは
ほかにありませんか?」

この問いに


「あー、考えたこともなかったな」とか
「ウチは、夫がやってるわ」とか


さまざまな意見が出される

些細なことかもしれないけど
これがひとつ、ふたつ…と作業が増えることは
無意識のうちに自分が担う家事を抱えることになる

それを好んでしてる人なら問題ない
これまで通りに楽しんでするだけのこと

ただ、

「よくわからないけどやること多いなぁ…」という毎日を過ごしてる人には

当たり前を立ち止まって見直すことで何か、改善できるヒントが見つかるかもしれない

今回のワークの狙いはそこにあって

名前のない家事を自分がやり続けていることの意味を考えてみることで

世の中の
家の中の
長年の 当たり前 を
再考する

意識しないと、なかなかこういうことって
普段考えもしないでやってたんだなって事に気づく

それに気づいてもらうことだけでも
今回のワークに参加していただいたおみやげになるのかな、と思っています。

ちょっと長くなってきたので
note ページを替えて
続きにしたいと思います。