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第二歌集『グロリオサの祈り』(岡田美幸)のご紹介。

2023年10月12日は、
本の奥付にあるこの本の発行日です。
発行日は本の誕生日!
ということで紹介文を掲載します!



本としての紹介

第一歌集『現代鳥獣戯画』は二十代後半
第二歌集『グロリオサの祈り』は三十代前半に上梓させて頂きました。

第一歌集は約200首で
今回の第二歌集は約400首!
二倍のボリュームになりましたが
本体価格が第一歌集とは100円差です。

第一歌集で学んだ事を活かして
・前書きを無くす。
・説明書きをお願いする。
・帯を付ける。
・内容を現実寄りにする。
・今回はかっこいいタイトルにする。
などの工夫をしました。

第一歌集の方も個人的には好きで、
20代後半の生き生き感が一冊に凝縮されていて、
過去の気持ちを思い出したい時に読み返しています。


作者五首選


週末は博物館に出かければ曜変天目模様の心

23ページ


新しい音を拾いに旅に出る飛花それぞれに光湛えて

33ページ


恐竜の絵本注文してあるし嫌なこと全部踏んでもらおう

53ページ


胸中に住みついている夢たちを雨に溶かして軽くしておく

117ページ


グロリオサ祈る両手の指ほどき摑みたかった言葉のあいだ

177ページ



リンク

コールサック社公式

第二歌集『グロリオサの祈り』


第一歌集『現代鳥獣戯画』

※前半の一部は無料立ち読みあり。

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