OLIVEANDFOREST(工藤亜由美)

工藤亜由美です。普段はオリーブオイル屋です。それとは関係あったりなかったり…。日々の目…

OLIVEANDFOREST(工藤亜由美)

工藤亜由美です。普段はオリーブオイル屋です。それとは関係あったりなかったり…。日々の目の前のことや記憶を拾って言葉にして残そうと思います。使用写真はほぼオリジナルです。2023年3月に、文・写真・イラストを手掛けた本を出しました。タイトルは「日常採集-記憶を巡る物語」です。

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    40%オフ ニュージーランド産エキストラバージンオリーブオイル

    賞味期限は、2024年5月末日です。こちらをご了承の上ご購入ください。マイルドなタイプのエキストラバージンオリーブオイル。ニュージーランドの自社農園で育つオリーブの実を搾っています。毎年、生産者の納得のいく味を出すために、その年の出来のよい品種を選びブレンドをして仕上げています。その年の風味が楽しめるエキストラバージンオリーブオイルです。・ニュージーランド産・テレグラフヒル社製造・250ml・賞味期限 2024年5月31日
    ¥1,685
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    新油 ノビエンブレエキストラバージンオリーブオイル(ピクアル種)

    刈ったばかりの草のようなグリーンの香りがさわやかなピクアル種のエキストラバージンオリーブオイル。スペインを代表するオリーブ品種の単一搾りです。辛みと苦み(オリーブ特有の抗酸化成分)もあり、バランスのとれたおいしいオリーブオイルなので、パンやサラダなどに、ノビエンブレだけ、またはお塩と合わせてシンプルに楽しんで頂けます。白身のお刺身やお魚、ハーブと合わせたお料理、フルーツなど、シンプルにかけてお召し上がりください。
    ¥1,620 〜 ¥4,600
    oliveandforest
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    新油 サハリ エキストラバージンオリーブオイル

    イチゴのヘタの周りのまだ青い部分を思い起こす、ベリー系の青みと甘みが特徴の、スペイン・グラナダの在来希少品種「ルシオ種」オリーブのエキストラバージンオリーブオイル。青いトマト、アーティチョーク、ナッツ、ハーブなどの風味を感じる複雑性の高い風味は、パスタやパンと合わせるのはもちろん、ニンニクをきかせるアヒージョや味の濃い煮込み料理やお肉料理、生姜やお醤油にも合わせられるので、幅広いお料理にお使いください。・EUオーガニック認証取得/グラナダDOP(原産地呼称)・2024 グラナダ原産地呼称によるオーガニックカテゴリーで、 最も優れたオリーブオイルに選出・スペイン産・250ml
    ¥3,240 〜 ¥4,600
    oliveandforest
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    40%オフ ニュージーランド産エキストラバージンオリーブオイル

    賞味期限は、2024年5月末日です。こちらをご了承の上ご購入ください。マイルドなタイプのエキストラバージンオリーブオイル。ニュージーランドの自社農園で育つオリーブの実を搾っています。毎年、生産者の納得のいく味を出すために、その年の出来のよい品種を選びブレンドをして仕上げています。その年の風味が楽しめるエキストラバージンオリーブオイルです。・ニュージーランド産・テレグラフヒル社製造・250ml・賞味期限 2024年5月31日
    ¥1,685
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    新油 ノビエンブレエキストラバージンオリーブオイル(ピクアル種)

    刈ったばかりの草のようなグリーンの香りがさわやかなピクアル種のエキストラバージンオリーブオイル。スペインを代表するオリーブ品種の単一搾りです。辛みと苦み(オリーブ特有の抗酸化成分)もあり、バランスのとれたおいしいオリーブオイルなので、パンやサラダなどに、ノビエンブレだけ、またはお塩と合わせてシンプルに楽しんで頂けます。白身のお刺身やお魚、ハーブと合わせたお料理、フルーツなど、シンプルにかけてお召し上がりください。
    ¥1,620 〜 ¥4,600
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    新油 サハリ エキストラバージンオリーブオイル

    イチゴのヘタの周りのまだ青い部分を思い起こす、ベリー系の青みと甘みが特徴の、スペイン・グラナダの在来希少品種「ルシオ種」オリーブのエキストラバージンオリーブオイル。青いトマト、アーティチョーク、ナッツ、ハーブなどの風味を感じる複雑性の高い風味は、パスタやパンと合わせるのはもちろん、ニンニクをきかせるアヒージョや味の濃い煮込み料理やお肉料理、生姜やお醤油にも合わせられるので、幅広いお料理にお使いください。・EUオーガニック認証取得/グラナダDOP(原産地呼称)・2024 グラナダ原産地呼称によるオーガニックカテゴリーで、 最も優れたオリーブオイルに選出・スペイン産・250ml
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最近の記事

今日は書けない

どうしてそんなことをしてしまうのか、信用をなくすようなことをしてしまうのを自分でも止められないことがあって、今日、それが起きてしまった。 自己嫌悪も甚だしく。今日は、書けない。 フレームいっぱいに撮った白い花の写真があったなと、なぜか無性に見たくなってのこの写真。ドス黒い自分は白(なのか、光なのか)では相殺できない。

    • もしもあの時あの選択をしていれば・・・選ばなかった道は今も続いている。

      もしもあの時、宝くじを買っておけば・・・。 というのはただの妄想なのでそれは脇に置いておくとして、ではなくて、もしもあの時、OOOを選んでいたら今頃どうなっていただろう、という人生の選択の場面で選ばなかった選択肢のこと。 起こらなかったことは考えても本当に仕方がないのだろうか。選んだ今が思うような結果ではないから(少なくともそう思えてしまうから)、ただの恨み節か言い訳にしかならないこともあるだろうけれど、そうとは言い切れない場合もある。 随分昔、ある人が語ってくれた話が忘

      • 人間って結局何なんだろう、とずっと考えている。

        • スキといいね!の向こう側

          会社員をしている時は、ずっとマーケティング部にいたんだけれど、で、今は自分でオリーブオイルを輸入して販売するという仕事をしているにも関わらず、マーケティングというものがものすごく苦手だ。苦手というより、嫌悪感に近いものを持っている。ニーズを掘り起こすとかそれらしく聞こえるけれど、結局は、モノやサービスを買わせるってことでしょ、と思えてならない。マーケティングがなければ、そのモノもサービスも「多く」の人の目に触れることはないわけで、あって助かるものや命に係わるものだってあるので

          名作と呼ばれる本がつまらなかった話

          それは、「老人と海」。言わずと知れたヘミングウェイの著書。 いわゆる名著とされている本の中でも読んだことのないものを読んでみようと、ここ最近図書館で借りまくっている。その規準で最初に選んだのが、この本だった。最初から文書がだるくて(かのヘミングウェイの文章をこんな風に言うのをお許しください)、それは翻訳のせいではなく、本のしょっぱなから、人との交流をこばむ老人の生活描写に何らかの彼の魅力を垣間見ることもなく、ひとりいつか大物を釣り上げるという妄想(?)の中沖へと出ていき、そ

          名作と呼ばれる本がつまらなかった話

          40回書いたnote - 結局何を書きたいのか

          3年前から本を書く準備を始め1年かけて書き、1年前に本を出し、去年はブックマンションの棚主になり、文学フリマに出たり、少しずつローカルな文学賞に応募したりと、少しずつ本のことや書くことに時間を費やすようになっている。これまで何度も書き始めて挫折したnoteを、今年に入ってまた書き始め、昨日の投稿で40回目でしたよ、とnoteからお知らせをもらった。 今回は書き続けられる気がしていた。 記事を書き始めたけど投稿が0時を回ってしまい、毎日連続投稿ではなくなっていることに気づいた

          40回書いたnote - 結局何を書きたいのか

          日本からブックカバーが消える日を夢見ている。

          あえて、夢、としました。なぜならば、消えることはないだろうと思うからなのです。それはなぜか。 総合書店で本を購入すると、「ブックカバーをおかけしますか?」と聞かれ、「いいえ、結構です。」といつもの儀式を通過する。 外国の電車やカフェで本を読んでいる人をよく見かけるけど、本にカバーがかかっているのを見たことがないし、書店で本を購入してもそんなことは聞かれない。買った本は、書店のロゴが入ったバッグに入れてくれることが多い。(とは、あくまで私の経験ですが) 何かの記事で、ブッ

          日本からブックカバーが消える日を夢見ている。

          知らない夜の町を走ると涙が出てくる。

          半径10㎞以内の地元といえば地元と言えなくもない範囲を、日が落ちてから自転車で走る。目的地はある。でも、そこまでの道のりは土地勘のない場所で、Google mapを見ながら先へ進む。 会社帰りの人や、部活帰りらしい学生、外食に出かけようとしているのだろうか4人家族の姿を横目に見ながら走り続ける。彼らはそこにいる。走り抜ける私はそこにいない。家の灯りの幸福とは対照的に、知っている人が誰もいない、誰も私のことを知らない町で、自分は本当に存在しているのかと急に胸が押し潰されそうに

          知らない夜の町を走ると涙が出てくる。

          地図上の道を歩く。

          そもそも地図が好きで、かつて紙の地図を片手に知らない街を歩いていた頃、二次元と三次元の一致に感動していた。地図から目を上げれば、地図の街と同じ世界が広がっていて、これはまさかのコンピューター上のバーチャル空間を漂う感覚と何も変わりはないのではないかと思ったりする。 一度通った道は忘れないという特技もあって、とにかく実際に歩けは、私の脳内には地図がインプットされる。タイのバンコクの巨大なナイトマーケットでも、ケベックの古い街並みを目的無しにブラブラと歩いていても、やっぱりあの

          美しいものを見ていたい。

          美について考えた日。 今読んでいる三浦しをんの小説「愛なき世界」の中で、植物学者の登場人物が、調査旅行に出た同じく植物を研究する友人に腐生植物(光合成をしない植物)の写真でも撮って来てほしいと頼んだが、その友人が足を滑らせて崖から落下して死んでしまう。彼が最後に撮ったピンボケの写真が残っていて、でも、彼は、それがシロシャクジョウという高さ3㎝ほどの真っ白い妖精のような植物だと確信する。自分が余計な頼みごとをしたばかりに友を死なせたと苦しむ登場人物の心が癒える時、その友人が最

          美しいものを見ていたい。

          日本ってそんなに面白い国じゃないと思うこの頃。

          これね、ニュージーランドのクイーンズタウンのカフェにあって、めちゃくちゃ感動したもの。壁に書いてあるとおり、この蛇口からスパークリングウォーターと冷たい水と常温の水の3種類が出てくるのだ。これが5年前。 日本には未だにこの蛇口はないよね。 私は昭和生まれで、当時は、日本人はウサギ小屋に住んでいると海外の人から言われているとさんざん吹き込まれていた世代。つまり、日本人は貧しくて小さな家にしか住めないという意味なんだけれど、それを新聞も雑誌もマスコミがさんざん言うわけです。で、

          日本ってそんなに面白い国じゃないと思うこの頃。

          noteのネタ探し

          真面目にnoteを書き始めて、毎日書いているのですよ。でも、公開した後にnoteから来る「2日連続投稿おめでとう!」とかのメッセージを見ながら、ん、もう2週間くらいは毎日書いてるけどな、と納得いかないまま流していて、ある日急に気が付きました。あ”-、書き始めたのはその日のうちなのに、公開に進むボタンを押すのが0時を回っている・・・。noteの記録としては毎日一記事になってないのね~(泣)。でも、私は(今のところ)毎日書いています。 で、毎日何を書こうかなと考えるのですが、私

          りんごはりんごと呼ばれ続けてりんごになる。

          昔、油絵を習っていた時のこと。お題としてりんご一個を描くというものがあった。丸テーブルに乗ったりんごを生徒が囲む形でスタート。まずはじっくりりんごを観察するところから始まる。形、色、光と影など描くにあたっての基本的な情報をつかむのだが、りんごをじっくりと見ているうちに、だんだんとりんごがりんごという果物ではなくて、赤い物体に変わっていった。目の前のりんごの形が変わったわけではなくて、私の頭の中がぐるぐるし始めた。 そうこうしているうちに、みんなが手を動かし始める音が聞こえて

          りんごはりんごと呼ばれ続けてりんごになる。

          膜の向こうとこちら側

          少し変な話をする。気のせいと一蹴されればそれまでの話。 ホテルやコンサートホールやレストランが並ぶ都心の奥まった一画を会場にしたマルシェに出店をしていた時のこと。終了時間になり、片付けを済ませてさあ帰ろうという時、ふと顔をあげて、あれ?と、自分の目に映っている光景に思考がバグを起こした。それは一瞬のことだったかもしれないし、随分その光景を眺めていたような気もする。 私の周りの世界は濃く鮮やかな色をしているように感じられ、視線の先はあ薄い膜の向こう側のように解像度の低い世界

          膜の向こうとこちら側

          地球のどこかに自分の痕跡を残す

          生きている間に成し遂げたいこととか、名誉名声とかそういう華やかなものに特に興味を持たずにいたので、時々、自分が生きた証を何かの形で残したいと話す人に会うと、そんなものなのかなとボーっと聞いているばかりだった。 私は、スペインのグラナダの北にあるイジョラという日本人は誰も知らないであろう地方にあるオリーブ園からオリーブオイルを輸入していて、コロナ前まではほぼ毎年オリーブの収穫時期になると、その年のオリーブオイルのテイスティングを兼ねて現地に出向いていた。 小さな町なので、そ

          地球のどこかに自分の痕跡を残す

          あなたに会いに行くから

          「深い眠りから覚めたら もう少し素直に生きたいよ だってあなたに会いたいから」レミオロメンの「太陽の下」という曲の歌詞(の一部)。 好きになる音楽(曲)の一番の理由は、歌詞(言葉の使い方も含めて)。 歌詞がいいだけではダメで、心地よく聴けるメロディに言葉がきちんと乗っている、言葉をきちんと届けるメロディが揃っていることである。 このレミオロメンの「太陽の下」という曲の歌詞の終わりは、「あなたに会いに行くから」となっている。「会いたい」から「会いに行く」までに語りては成長し

          あなたに会いに行くから