見出し画像

働く母へのしわ寄せ2〜平均時給というものを知って

 正社員として働く私。時給はいくらになるのか大体分かっていたが、正社員の年代別の平均時給という3年ほど前の調査の結果を見つけて、ショックを受けた。地方によっても差があるだろうし、男女別でも違ってくるだろう。私の時給は、その平均時給の約半分ほどしかなかった。
 時給であまり考えたことがなかったのだが、この差を知って、さらに今後の働き方を考えるようになった。
 残業する時間が少ないから評価を下げると言われたばかりだ。残業ができない社員は、全員が低評価なのだろうかと疑問だったが、違う人もいると知った。いわゆる「お気に入り」。残業をしなくても、高い評価をもらえる。そうでない人は、最初から平均以下の査定しかもらえないのだから、立つ場所が違うのだった。
 40歳も半ばになり、転職は出来ないだろうと考えていたが、まだこれから、どんな時代がくるか分からない。働きかたも、柔軟に変えられるはずだ。
 人が足りないために毎日残業して、疲れきって新しいことに取り組む意欲がなくなってしまう。新しい環境目指して勉強する方がいい。何にも興味をもてなくなったら終わりだと思う。
 仕事をしていて、体だけでなく心を壊してしまうのを子供に見せたくない思いもある。長い人生、何を仕事にして生きるのか大事だ。この道でいいのか、満足することは、きっとないだろう。ただ、現在いる場所で評価をされない。失望感しか感じられない場所には、長く居続けたくないと改めて感じる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?