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1988年/沖縄/かく/場づくり、を共通に比較できるかもしれない地域(湯河原と大山)と暮らし

「比較」するには「共通」が必要である。何か一つでも重なり同じところがあるから、違いを比べることができるわけで。

1988年、長崎生まれ、沖縄で育ち、東京を経由して鳥取・大山町へ。いわゆる「Iターン」というやつ。引越しに転校に慣れ、一つの場所に居座ることが苦手だった自分がいつの間にかもう6年近く鳥取にいる。居心地がいいからだろう。

その居心地のよさは、「暮らし」にあるのだと思っている。『くらしにきました』でも話したが、そう、あくまでで暮らしをつくっていくためにこの地へ来た。もっと言えば、その入り口は、「単なる水木しげる狂」という怪しいくも大した理由ではなかったのだけど。

つまり、「水木しげるが育ち、眺めてた風景にこの身を置いてみたい」という超直観的判断がまずあって、いろいろ取材の縁や情報収集を進めてくなかで「暮らしをつくりやすそう」と思ったわけで、その暮らしのなかでどんな働き方ができて仕事になるかは未知のまま、鳥取大山へと飛び込んでしまった。

妖怪と同じでよくわからない(存在だ)から面白い。いやわからないものがありすぎるからこそ好奇心をくすぐられ引き寄せられたとも言えるかもしれない。

さてさて、少し整理してみよう。

1988年生まれ、沖縄という地域、かく(描く/書く)に興味がある、なんとなく「場づくり」に関わりはじめている(ぼくがやってることはここにざっくりまとまってます)、が共通点になるんだろうか。

違いは、神奈川・湯河原町と鳥取・大山町という地域、U/Iターン後の年数、直観的に移動を決めたこと(後付け理由を現在進行形で模索している)とか。

たぶん、もっと探せば(話せば)共通点も違いも出てくるだろう。が、それはこのマガジンを書き進めるなかで見える化してくれば嬉しいことである。

「暮らし」と書いたものの、そもそも自分のイメージする暮らしとは何なのか。その輪郭が少しでも浮き出てくように、またその背景にある大山という地について、今改めて書き溜めていきたい。

そして、読者にとって、どっちが良いとか悪いとかの二極では片付かないで、地域と暮らしのおだやか比較になりますよう。どうぞよしなに。

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