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家族と精神障害①家族の病気について

はじめまして。おもちと言います。
今回、精神障害の家族が見る景色を何回かに分けてレポしていきたいと思います。
少しでも同じような悩みをお持ちの方と繋がれたら良いなと考えています。

内容はそれなりに重いですが、暗くなりすぎずに書こうと思います。
本当に大変ですが、私は不幸だとは思っていません。
本心でかけがえのないことを学べたとも思っています。

私には、兄弟がおります。

本人には「統合失調感情障害」という精神疾患があります。
簡単に説明すると統合失調症(妄想や幻聴等)と双極性障害(躁うつ等)を合わせたような症状があります。

この精神障害のために障害者年金を受給しています。

病院で正式な診断を受けたのは本人が20ぐらいの時で、私は高校生でした。

主なきっかけは、当時一人暮らしをしながら通っていた学校の授業が合わなかったことです。
通っていた学校が少し体育会系な雰囲気で、先生も厳しめだったと聞いています。
学校が本人にとっては、かなり精神的なストレスになっている中で無理して通っていたようです。
ある日、学校に行く途中の駅で倒れ、近くにいた方が救急車を呼んでくれました。

そこから、地元に戻り、10年以上経った今も実家で療養中です。
本人は働いてはいません。

しかしながら、本人はずっと働くことと自立を希望しており、就労支援B型の見学に行ったり、就労のためのワークショップを調べたりしています。

普段はpcで絵を書いたり、文章を書いたりしています。
1人で病院に行ったり、当事者会にも通っています。

病気になった時は症状が激しく、妄想などもありましたが、
最近はどちらかというと躁鬱による気持ちのアップダウンのコントロールに苦しんでいるようです。

また、双極性障害の人は浪費をしやすいそうですが、「買い物依存症」が家族にとっても、本人にとっても大きな悩みとなっています。

精神障害と関わるようになってから、何度も世間の精神障害のイメージと現実のギャップに苦い思いをしました。

また、精神障害のための制度や家族会のような家族を支える仕組みがまだまだ足りていないし、知られていないのではないかと感じています。

書きたいことが色々ありますが、次回は子供の頃の話をしようと思います。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。





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