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これからも変わらず

スマホのなかのアプリや天気予報に桜のマークが付くようになった最近。3月から4月にかけては色々な別れや出会いが交錯こうさくする。ぼくもそういった過去を生きてきて、現在に至り、また今日を生きる。

その都度思ったこと・抱いたことはさまざまあるけど、いつも手には本を持ち、文章を読んできたのかもしれない。溢れ出る感情や想いみたいなものを、文章を読むことで抑えてきたのかもしれない。

本を読みながら、そんなことを考える。


昔から今

ぼくは昔、けっこうな問題児で…(まあ今も大して変わりませんが)元々学校や社会に馴染めなかったのか…というと、ぼく自身はそんなことすら考えていなかったと思う。

「馴染めなかった」「常に疑問を持っていた」なんて振り返ることもせず、日々をとにかく生きてきたと思う。

出会う人や、お世話になった人、好きになった人、離れ離れになった人。淡々と過ぎていく日常のなかで、考える時間や自分が自分であることを再確認する時間を無理にでもつくり、今日まで来て、それを今もつづけている。

それはこれからもきっと変わらないし、ぼくは今生きている土地と、今関わってくれるみんなと、"今ここ"を楽しく生きていきたいんだと思う。


考えるということ

きっと昔から「考える」ということが好き。当たり前とされていることを疑うのが好き。仮説・検証・実験が好き。

秋田に来てからもそれは続けている。"社会から人を見て、人から社会を見る"。そういったことを続けているような気がする。

分断が生まれ、小さな声がかき消されてしまっている社会を、ぼくは生きる。「コミュニティ」も「まちづくり」も「社会貢献」も、ビジネスのフックになってしまった現代いまを生きる。

これ自体は悲しいこと。社会にどう馴染むかではなく、大人にどう媚を売るかではなく、本当に大切なのは、自分がどう生きたいか

どうやって日々を楽しく、ワクワクしていくか。それすら考えるのが難しい時代になってしまったのかもしれない。

「成功」と一緒に色々なものを失っていく人もいるし、「お金」や「成長」というワードに振り回される人もいるし、ぼくの仲間たちも、中高の時の”自分らしさ”を放棄した人もいるかもしれない。

ぼく自身は、それをここでちゃんと書いていきたい。自分自身に対してのメッセージでもあるし、ぼく自身は大学生の時からずっとそれに向き合ってきた気もするので。

小さい時から先生や常識に中指を立てて、問題ばかりを起こし、たくさん人に迷惑をかけてきてしまった。じゃあ今はどうなのか…?

今も色々なことにムカついてしまうし、「違うだろ…!!」と思うことも多い。だからといって愚痴を吐いたり、誰かを否定して自分の正義を守ってもやっぱり現実は変わらないから。

だからどうすれば、少しでも日々が変わっていくのか。おもしろい方向に転がっていくのか…それを考えつづけながら、たくさんの人たちと会い、色々なアクションを起こしていきたいと思う。


終わります。

土曜日のお昼前に、なんとも暑苦しい文章を書いてしまいました。申し訳ありません。

今年の秋田は超絶雪が少なく、ぼくは何のためにスタットレスタイヤを新調したのかわからなくなる日々もありました。

1月末で会社を退職し、3月の中旬まで「あきたデザインゼミ」というプロジェクトの本の入稿作業と懸命に戦い、明日はお披露目イベントです。日曜日のお昼にも関わらず、50名を超える方にお申し込みをいただき、嬉しく思っています。(※お申込みまだ間に合いますので、ぜひ!)

4月から新しいプロジェクトや取り組みを色々考えています。ぼくたちが一年間かけてつくってきた文化カルチャーを社会や地域にいよいよ開いていこうかなと思っています。

ここできちんと伝えておきたいのは、ぼくはこれからの取り組みを自分のためでも、大人のためでもなく、AKITA"KARA"と出会ってくれたみんなのために、そしてこれから出会う人たちのためにやっていきたいと思っています。

" ぼくらの秋田での日々をどうおもしろがっていくか "

AKITA"KARA"の軸も、ぼく自身の軸もどこまでいっても変わりません。そのなかで、みんなの尖った部分やおもしろさを社会や地域に開いたり、誰かの困りごとや課題を一緒に解決したり、新しい文化や取り組みをつくったり。

これからの活動は本当に多岐にわたると思います。すごく楽しみだし、ワクワクもしています。でも浮かれずに、軸をきちんと持って、ぼくなりに社会・地域・現場と向き合い、一所懸命に日々を生きていけたらと思います。

長くなりましたが、鷲谷は今日も鷲谷です。また明日もぼくがぼくでいられるように、みんなと笑って、明日を迎えます!

デザインゼミの記録
大沢温泉に行きたい。

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