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本当にあったメンヘラ彼女の話



これは僕が大学2年生の頃の話です。



桜いっぱいに咲く3月の卒業シーズン、4年生の先輩から『3月〇〇日土曜日みんなで遊んだり飲んだりするから予定空けといてね』と大体1ヶ月前から言われていた約束があった。


その約束の日がくる1週間前


彼女から『来週の土曜日遊べない?🥺』とお誘いを受けた。


僕『その日もうそろそろ卒業する先輩から誘われてて1日会えないんだよね…』と断りのLINEを入れた。


すると電話がかかってきた。





彼女『彼女より優先する遊びってなんなの????』

僕『LINEにもいれたけど、もう先輩達卒業で仕事始まっちゃうし、もうなかなか会えなくなっちゃうだろうから1ヶ月前から予定入ってたんだよ』

彼女『でも会いたい』

僕『ん〜…俺予定先に入れてた人優先するタイプの人間やからごめんやけど他の日にして…』

彼女『は?』

僕『えっ…ごめんて…』





この『は?』という強烈な圧力に負けた僕は






僕『飲みは夜からだから、そこだけ参加するように昼の遊び断るよ……』


彼女『へへへ(照)』


もうなかなか会えなくなるであろう先輩の遊びを断り飲み会に間に合うまで遊ぶことにした。





〜当日〜


夜余裕をもっていくために、彼女とはそこまで会えないと思った僕は朝早めから会おうと約束をして遊びました。

そして時間いっぱい遊び時刻は飲み会が近くなった夕方。


僕『そろそろ飲み会だからいくね』

彼女『ねぇ、本当にやだ、ねぇ無理。もっと一緒にいてよお願い』


僕『さすがに昼断って、夜も断ったら俺人としてやばいと思うからさすがに行くわ』

彼女『うぅ…(泣きそうになってる)』


僕『ごめんね、なるべく他の日は1日一緒に遊ぶようにするから…』


彼女『……うん…』


と逃げ出すように飲み会にいきました。



飲み会では先輩達ともうなかなか会えなくなるなあ、なんて思っていたので、沢山お話しをしてめいいっぱい楽しく飲みました。もちろん大学生なのでノリでよしカラオケいこうとなりオールする流れに。



そして時計の時刻が12時を過ぎる前

彼女からの電話がきた。


彼女『おにぎり、もう帰宅???』

僕『まだ終電あるけど、この流れだとカラオケ行って朝帰る感じかなあ』

彼女『…』

僕『先輩も友達も男しかいないし、これといって本当なんもないから大丈夫』

彼女『私と遊んでない時の方が楽しそうだよね』

と泣き出してしまった…


僕『友達と彼女との遊びは違う楽しさがあるわけで、どっちが楽しいとかじゃなくてどっちも楽しいよ』

と言葉を伝えた時






急に電話の耳元から




『カタカタカタっ…』




と聞こえた。



どこかで聞いたことあるな

なんだろうって思い返すと



その音は、間違いなくカッターの音







そして電話口の向こうの静かさに

震えた…








僕は思わず

『えっ????ちょ、なにしてるの??』


っと聞いたところ


彼女『ほんとにしんじゃうからね』









その日は終電で帰った僕でした。










ってなったら面白かったんですけど帰るって嘘をついて先輩達と朝まで遊んだ僕でした。笑



なんか恋愛って難しいですね



メンヘラ話沢山あるので随時更新します。笑

































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