自己紹介
幅広い経験を積んできた結果、山口大学で疼痛医学と慢性疼痛診療を、東京藝大で福祉と多様性を学ぶことを選択しました。学んだきっかけと学んで得たことを紹介します。
どの現場・領域で働いてもリハビリには痛みが付きもので、改善する痛み・改善しにくい痛み・改善しない痛みがあり、改善しにくい・しない痛みをどうにかできないかと考えていたときに山口大学の慢性痛管理学コースを知り受講しました。
慢性疼痛には心理社会的要因が複雑に関与していることを学び、心理社会的要因についてもっと深めたいと思い「アート×福祉」をテーマにしている藝大のDOORプロジェクトを見つけ受講しました。生きづらさを抱えていてる人の福祉(幸せ)を考えたり、アートが生きづらさを柔和させたり、美術館にアクセスし難い人がアクセスしやすくなる方法を考えたりしました。ここで学んだことで様々な背景を持った多種多様な人たちの生きづらさを肯定できるようになったり、生きづらさを抱えた人とコミュニケーションをとるうえでかなり役に立っています。理学療法士としてというより人として。
慢性疼痛に関わる心理社会的要因というワードを【家庭や職場のストレス、不眠、不安、補償や訴訟、精神疾患、多種多様な生きづらさ】というように解釈することができ慢性疼痛の要素が分かりやすくなりました。
おしまい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?