「運用立国覚醒か、逃げ水か」の記事に以下のことが書いてあります。

「投資のしやすさも異なる。アップル株は1株から2万円台で買えるが、日本株には単元株(100株単位)の縛りがある」

アメリカで投資をする人の割合が53％に対して、日本で投資をする人の割合は16％しかいないとされています。

この単位株制度の縛りが大分影響しているのではないでしょうか？

もちろん、金融教育がされているのとされていない違いはあるでしょうけど、金融リテラシーがあるたぱぞうさんが日本ではなくアメリカ株を買うのは象徴的な感じがします。

以前、日経新聞の社説でもこの問題を取り上げていました。この単位株制度を廃止して貯蓄から投資へと行くべきだという内容だったと思います。

ただし、企業には事務作業が増えることを懸念するため反発するだろうけど、これからはデジタル化で解消できる問題であると。

では全く1株から買えないかというとネット証券各社は単位未満株をもうけています。1株だったり10株だったりから買えます。

しかし、成行注文しかできない上に手数料もかなりかかります。そして、取引できる時間帯も異なり、練習にもなりません。

それだとやらなければ良かったとなります。LINE証券も1株から買えるし、スマホで簡単を打ち出していたのに潰れました。

もちろん1株買ったからといって何の利益も出ません。最低でも100株から買わないと意味はないでしょう。

私はそこではなく1株単位で調整できるようにしてほしいです。35株買いたい人もいるかもしれないですし、82株かもしれません。

その人その人で資金力が異なるので柔軟にできたら投資しやすくなります。その上で優待制度は100株持っていたら、200株持っていたらというようにすれば良いのではないでしょうか。

それから株投資をキャピタルゲイン(売り買いによる損得)ではなく、インカムゲイン(配当などの収益)での運用を目指すべきだと思います。

株がなぜかキャピタルゲインのばかりにみられるからギャンブルのようにみられてしまいます。

基本は長期投資が大事です。

配当割合3～5％のを買ってずっとほったらかしておく。5年でも10年でも。それだけで良いと思います。

下がっても売らない。もちろん、時代の流れは早いので拡大する業界かどうかは見ないといけませんが。

運用立国を目指すのであればまずは投資に踏み込まないといけないのでしょう。
#運用立国 #アメリカ株
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