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英語学習法〜番外篇〜『英語は3語で伝わります』

こんにちは。
今日はちょっと趣向を変えて本の紹介を。

『英語は3語で伝わります』
著:中山裕木子

※以下本の内容も含まれますのでご注意を※








この本だったかわかりませんが、似たような名前の本は本屋とかで見かけて気になっていましたが、読んだことはありませんでした。

最近ちょうどたまたまAudibleで見つけたので読んで(聞いて)見ました。


この本自体は問題集でもないですし、文法などの知識もそれほど載っていません。

なのでこれを読んだからすぐどうこうというものではありませんが、スピーキングについての考え方としてはおもしろく、参考になりました。

詳しくは読んでみてほしいですが、私なりに読み取ったこととしては

"言いたい日本語を、多少意訳してもいいからなるべく言い換える"

"言い換える時には、とにかく簡単に言える表現にし、語数も減らす"

"基本はいわゆるSVO,SVCの構文、受動態は避けて能動態にする"

"動詞はhave, get, make, put, give, takeなど簡単で尚且ついろいろな意味を持つものに集約する"

"関係詞などは止め、1つの文の内容を減らし、複数の文にする"

ということかと思います。

なんとなく適当な例を考えてみると、

「私が来年留学する予定のアメリカでは全ての留学生にワクチン接種をさせるが、コロナワクチン以外は接種させる必要がない」
という文は

「私は来年アメリカで勉強する。アメリカの大学はすべての学生にコロナワクチンを与える。それ以外のワクチンは与えない。」
みたいな感じになるでしょうか。内容はちょっと変わってますが…笑

「I will study in America next year. American universities give COVID vaccines to students.They don't give the other vaccines.」

3語にこだわらなければ、もうちょっとうまく言えると思いますし、今考えついただけのめちゃくちゃで正直おかしい英語ではありますが、なんとなくは伝わるかな…と思います。

ただ少なくともうまくキレイな英語で言おうとして結局何も出てこないよりはだいぶいいのではないかと。オンライン英会話でもそうですが、とにかく自分から何か言わないと始まらないですし。

読んだからといって一朝一夕にできることではないですが、なるほどなぁと思わされました。

全部が全部同意できるわけではないですが、読みやすいし内容も結構面白かったので、よければ読んでみてください。

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