見出し画像

「得意な文章」を知れば、文章の質は格段に上がる

大阪編集教室の受講生の中には、「自分は文章を書くのが下手だ……」と苦手意識をもっている方も多くいます。
そういった方でも、課題に取り組んでもらうと、実はすごく読みやすい文章を書く力を持っているということも。

ではなぜ、その方は書くことに苦手意識を持っていたのでしょうか?
実はそれ、「自分の得意な文章が何なのか」に気づけていないからかもしれません。
自分の得意な文章を知ることで、今よりも書くことに対して前向きに取り組めるようになります。
あなたはどのタイプに当てはまるでしょうか?

文章の大まかなジャンルについて

図1

文章のジャンルは大きく分けると、
 〇小説や脚本といったオリジナリティのあるものを作り上げる、「クリエイティブ」文章
 〇エッセイやコラムといった自分の想いを伝える、「内的情報の整理」文章
 〇お店の紹介や人物紹介といった自分以外のものを取り上げて伝える、「外的情報の整理」文章
の3つに分けられると考えています。
(※細かく分けるともっとありますが、今回はこの3つに分けます)

この中のどれが自分にとって得意な型なのか。
それを理解するだけで、あなたが書く文章の質が格段に変わります。

自分がどのタイプなのかを見極める

図2

では、自分の得意な文章がどれなのかを見極めていきましょう。
各タイプの傾向をまとめましたので、参考までにご覧ください。

まずは、「クリエイティブ」文章が得意な方。
 ・自分の世界で妄想するのが好き
 ・物語を見たら、その続きも考えてしまう
 ・アイデア(ネタ)が思いついたら形にしたくなる
 ・「面白い」と思ったらオリジナルのストーリーを考える
上記のように自分の脳内で何かしらストーリーが思いつく方は、小説や脚本といった「0→1」を作る文章が向いていると思います。

次に、「内的情報の整理」文章が得意な方。
 ・頭の中でいろいろな心情をつぶやいていることが多い
 ・1つの趣味を狭く深く追求している
 ・他人の話を聞くよりも自分のことを話すほうが好き
自分の気持ちと向き合っていることが多い方は、エッセイやコラムといった主観的な文章を書くことが向いています。
1つの事柄について深く考えることが多いので、一歩踏み込んだ内容を書くことができ、読みごたえのある文章になる可能性を秘めています。

最後に、「外的情報の整理」文章が得意な方。
 ・目にしたことを説明するのが比較的得意
 ・いろいろなことに興味があり、広く物事を知りたい
 ・自分の話をするより他人の話を聞くのが好き
 ・細かいことによく気づく
周囲のことをよく気にしている方は、お店や他人の魅力に気づける素質があるので、自分の外側の世界を書くことに向いています。
細かいことに気づけるようになると、描写が具体的になるので、モノの魅力がより深く伝わる文章を書けるようになるでしょう。

ただ、一番はっきりできる判断方法は、一度実際に文章を書いてみて他人に読んでもらうこと
上記3タイプの文章にチャレンジしてみて、「こっちの文章より、こっちの文章の方が読みやすかったな」と読者に言われたら、自分がどの文章に向いているかを徐々に判断できてくるでしょう。

他人に文章を読んでもらう場として

ただ、自分の文章に対して意見をもらうという経験は、なかなか普通の場では作りにくいものです。
大阪編集教室は、そういった時に「文章を読んで、意見をもらえる場所」としても、多くの受講生に利用してもらっています。

気になる方は、下記リンクよりホームページをご確認ください。

【大阪編集教室では、受講生を募集しています!】
これから文章を学び始めたい人・みっちりと学びたい人・発想力を鍛えて面白いネタ探しがしたい人……。いろいろなニーズに応えるコースがありますので、下記HPより詳細をご確認ください!

#大阪編集教室 #ライター #編集 #コピーライター #文章ゼミ #発想ゼミ #文章 #文章力 #企画力 #文章のきほん #大阪