「肩書きじゃなくて私を見て!」コンプレックス克服で失う自信…
─── 1社目の内定式
気まずそうに学歴を言う近大くん。
ただ私は、もっとランク下の大学生・・・笑
【おさや】
〇〇大学4年、おさやです!
ここにいる誰よりも学歴が低いです。でも「人は学歴”だけではない”ことを低学歴の私が証明したい!」と思い、就活途中から教育1本に切り替えました。採用していただきありがとうございます!
大学卒業後、学歴コンプレックスを抱き
進学校へ入学したおさやさん。2つ目の大学生活は楽しかったものの、逆に自信を失ってしまいました。
そして・・・今日。
ふと、この経験を思い出し、
noteに手を伸ばしてみる。まずは書いてみよう!書きながら自分の気持ちを整理しよう。と思い、今から綴ることにします(*^^*)
■高校生に学ぶ「私も勉強したい!」
私の1社目は、大学受験予備校。
もちろん学歴採用で、私のようなFランク大学出身の人なんて1人もいない。日東駒専、産近甲龍出身の人もほんのひと握り。
大学の専攻が障がい者スポーツだったので
医療系、スポーツ系への珍しさはあったとは言われた。ただ、明らかに1人浮いていて、誰の話もついていけない。
と、まぁこんな会話が飛び交っているのである。
この話は今でも同期のネタになっていて、私のポカーンとしたアホ面がおもろかったらしい笑
おもろいならいっか!笑
「おさや、年齢と学歴。これだけは絶対、お客様に言ってはダメだよ。あと方言もね。会社のルールだからね!」
本気で東大、京大などの難関校へ進学を目指す
高校生・浪人生をサポートするこの仕事。人生賭けた生徒の担当チューター(=担任の先生)が、ド新人・Fランク大学出身だったら・・・それだけで信用を失う。悔しいけど仕方ない。私でも思うはず。
新卒研修では、ひたすら日本語と所作を教わり笑、予備校講座(=商品)だけ覚えて1ヶ月後にはチューターデビュー。初めて担当した生徒さんのことは今でも忘れません。
いや~恐ろしい・・・
こんな状態で生徒の人生を預かろうとしていた自分を、激しく後悔。さすがの人事も、配属先のみなさんも、私がここまで情報知らずとは分からなかったそうで、猛特訓が始まった・・・
さすがの教育会社。研修は鬼分かりやすい笑
1ヶ月後には最低限の大学知識・受験知識も身についてきた。あとは、どこに何の情報があるか・・・という引き出しだけ覚えて、資料を見ながら面談。
一生懸命勉強する生徒たちを見ると
次第に私も勉強に興味を持つように。高校は、進学校でも普通科でもなかったので、私は社会系と古文漢文・理科の3分の2はやっていない。講師と仲良くなって教わったり、簡単な練習問題を解いてみた。
■私、もう一度学校で勉強したい
私は、高校時代から大学の専攻を決めていた。
文系大学、農学部大学はどんな雰囲気なんだろう?どんな人がいるんだろう?どこにあるんだろう?
気づけば私の趣味は、大学見学になっていた笑
週2の休み。平日休みということもあり、基本的に休日は暇(笑)休日の度に大学へ行き、レポートを勝手に提出してみたり笑
勉強の知識は分からないけど、
大学の雰囲気ならわかる!生徒に語れる!
自分の武器ができて、生徒の為にも会社の為にもなれるのが嬉しかった。私たちは新卒2期生。「フットワーク軽い新卒いるぞ!」と、ちょっと認知も広まっていて、悪い噂ではないことに安心していたな笑
─── 社会人1年目の冬
受験生が過去問に取り組む時期に、
私も過去問を解いてみた。数学だけは唯一得意。実はセンター満点なんです~🤭これもかなり就活の武器になってた(笑)生徒の気持ちを理解したくて、センターや大学入試問題を解いてみる。数学だけ笑
もちろん満点ではなかったですが笑、覚えたことが点数となり、目に見える成果となることがとても楽しくなった!ちょうどこの頃から英会話にも通い始めたなぁ。
夏までに一通り大学を周ったけど
受験シーズン後、再度いろんな大学に行ってみた。よく見ると、進学校には先生ではなさそうな大人がいる。学生・・・なのかな?
後をつけてみると、、図書室に入る人、ベンチに座って教科書を開く人、若い学生と話している人がいた。
・・・生徒なんだ(*´▽`*)!
「社会人入試」という、大学卒業資格を持っている人が、少し単位を免除となった状態で入学できる制度を知った。社会人入試を導入している大学は、当時たくさんあった。
読書や勉強にハマった暇人おさやさん。
休日の度にいろんな大学へ行くようになった。バイト先の後輩がいる大学や、お付き合いしていた大学生彼氏の学校にも行った(笑)学生気分に戻って楽しかった~♪
そして、初めて抱いた感情・・・
─── 私、もう一度学校で勉強したい
■手に入れた学歴で、失う自信
受験で大学に合格するには
センター試験と一般入試。センターに絞るのはリスクが高すぎる。でも私は高校の勉強をあまり覚えていない。何を勉強したいのかも、何となく「文系」というだけ。やったことがないから笑
一般入試で2教科で入れる大学。
英語と数学ならなんとかできる。3科目になると厳しい・・・どうしよう。
─── 小論文
国語じゃなくて、小論文入試の大学がある!
私、自己啓発本以外の文章を読むのは苦手だけど、書くのは嫌じゃないかも!ちょうどその頃、夢を追って大学入学をし直す1つ上の先輩が、年度末で退職することが決まった。すばらしい!!!
もちろん、先輩は気持ちよーく見送られました^^
その先輩のように私もなりたい!とはいえ第一優先は仕事。勉強は楽しむ程度に(*'▽')♪この緩さが吉と出たのか、楽しみながら行った受験勉強を経て、社会人3年目に進学校の大学へ合格することができたのでした✨
とはいえ、大学は入学して終わりではない。
英語・・・大苦戦したなぁ( ;∀;)
単位3回も落としちまったぜ。でも文系科目の勉強や、学校生活はすごく楽しくて、学割も使えて、とっても幸せな時間を過ごすことができました。
でもなんだろう・・・
思っていたことと1つだけ違うことがありました。
─── 学歴コンプレックス
■肩書きじゃない。私を見て?
人は学歴”だけではない”ことを低学歴の私が証明します!
と言って、1社目に入社したくせに
気づけば学歴コンプレックスを抱えるようになっていました。もっと良い大学を出ていれば、みんなが私を見る冷ややかな目は変わるのに…。
きっと、それが悔しくて大学受験をしたのもあると思います。
ただ、大学に行ってみても、
その気持ちが解消されることはなかった。むしろその逆です。
名門進学校へ行ったのに、その学歴を隠すようになりました。
文字で伝えるのはちょっと難しいですが
明らかに大学名で食らいつかれることが、何だか嫌になってしまいました。私は私。学歴で見てほしくない。そしてそれはリクルートも同じです。
「名門の進学校へ行き、リクルートに勤め、都会に住んでいる」
この肩書きに寄ってくる人はとても多い。
もちろんすべて下心があるわけでもなく、1つ目の大学卒業後に変わっていく私の姿に喜んでくれる人もたくさんいた。親もそうだ。
この後輩ちゃんとは高校からの仲で
後輩は高校も大学も進学校卒。学生時代はそこまで肩書きを気にしなかったのに、1月はものすごく学歴や勤務先・年収のことを気にする発言ばっかりだった・・・。ある意味お腹いっぱいになってしまったけど、後輩はまだ若いので、きっとこれから気づくのかな。
お話は逸れましたが・・・
私は、私を見てほしかった。
”おさや”を見てほしい。
コンプレックスだった学歴を手に入れたのに、
リクルートでも学歴をあまり言っていない。頭良いキャラは苦手。1つ目の大学しか基本伝えておらず、おバカちゃんキャラで貫いている(笑)このキャラが素なんですけどね。
ただこれも、再び大学進学をしたから得たこと。
結果的に1社目では「人は学歴”だけではない”ことを低学歴の私が証明」することができたので、何も悪いことではありません。
この経験から学んだことは
ということです。
せっかく手に入れた肩書き。私が使いこなせれば良いだけなんだな!
あとは、関わる人を選ぶこと。
そういえばOJTさんに言ってもらったなぁ…また別記事に書こーっと🤭
多分今日は、リクルートを卒業して独立したOJTさんと「リクルート」という肩書きがなくなった今、思うことをMTGで聞いたから、自分の肩書きを思い出したのかな( ˶˙ᵕ˙˶ )ノ
noteを書いたら元気が出てきました(*´▽`*)笑
note最高!
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