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「O」12話.複雑

「O」12話.複雑

謎の動物

ある日、プロタゴニストの基地のゴミ捨て場に、ある動物が住み着いていた。

その事に気づいていた、HANZOはミルクを用意してあげた。
猫は喜び、HANZOにお辞儀をした。

日に日に仲良くなっていき、プロタゴニストのペットとなっていた。

IESADA「HANZOーこいつの名前はー?」

HANZO「うーーん。IENEKO!!!」

YOSHIMITSU「かわいい奴だな~」となでる。

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「O」11話.数々の光

「O」11話.数々の光

Oの世界

近年になって、世界中で激しい光が目撃されており、転生された者は増えて居ると世界中で噂をされてきた。

そんな中、OMENは動いていた。

各国の首相が集まる会議「ワールドミーツ」を乗っ取る計画をする。

そして、その日が訪れOMENは、計画通りに会議を乗っ取り始めた。
首相たちは、驚きを隠せなかった。

いつの間にか、建物中が世界政府に囲まれていた。

OMENは、円形に広がる会議棟の

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「O」10話.大きな力

「O」10話.大きな力

TOKIMASAとNOBUNAGAは、戦いを続けていた。

NOBUNAGA「お前、今までの剣士とは違うな」

TOKIMASA「俺以外が弱いだけだ」

NOBUNAGAが笑う。
その時、YAGAMIが姿を現す。

YAGAMI「TOKIMASA、そいつは斬るな」

TOKIMASAは、刀を収める。

NOBUNAGA「なんだお前は、剣士でないのに、剣士同士の戦いを止めるとは」

YAGAMIは、

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「O」9話.世界政府

「O」9話.世界政府

光の閃光

KEIJUは、もともとの世界で神の右腕をしていたほどの能力を持つ。

彼は前の世界でOMENに、このOの世界で世界政府として動くように、言われていた。

神殿の中から、この世界を眺めるOMEN

「OMENお前は、何を企んでいる」KEIJUは、外の景色を眺めるOMENに問いかける。

「ただ見ているだけだ」と淡々と答える。

KEIJUは、「ふーん」と言いながら、外へ出る。

KEIJ

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「O」8話.複数の手

「O」8話.複数の手

突然変異

昔、日本島という国で、ある少年が生まれた。
彼は幼いころから、いじめを受けていた。

彼は友達が欲しいと毎晩、廃墟ビルの屋上で夜空を眺めていた。
家に帰ろうとしたが少年は迷子になった。

気づくと、目の前には墓地が広がっていた。
そして、彼は変な空気を感じた。

後ろを振り返ると複数の呪霊たちが居た。

彼はひるまず、会話をはじめた。
「何をしているの?誰なの?」

呪霊たちは答える。

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「O」7話.プロタゴニストの結成

「O」7話.プロタゴニストの結成

正義

MASAMUNEがメンバーに加わった。
これで能力者、チャンピオンが一人加わった。

SHINGENは口に出す。
「我らの軍団は、プロタゴニストと名付ける」

全員が熱燗が入ったおちょこを、上に掲げる。
正義と平等。共闘しこの世界を見守ると・・。

ここで「protagonist/プロタゴニスト」が結成された。

彼らはこの世界の繁栄を見守っていくのであった。

時が経ち、彼らが転生された

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「O」6話.ヴィランズ

「O」6話.ヴィランズ

妖刀

TATSUHIKOと同時に転生された人物の一人

「TOKIMASA」

妖刀(紫)使いと言われた剣豪。 太刀打ちは、柔軟で奇妙な剣術。 その力、剣術に刀は耐えきれず、刃こぼれしているが、それが相手を更に苦しめる。 この妖刀(紫)を持てるのは、彼しか居ないほどの波動が流れている。 切った者の霊魂を吸い取り、紫色に変色したとされている。

彼は、前世では人斬りの仕事をしており、刀で人を斬るこ

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「O」5話.プロタゴニストのはじまり

レモンサワー

「この世界の酒はこんなに甘いのか」

SHINGENは怪訝そうな顔をしながらレモンサーワーを飲む。
初めて聞く飲み物に興味本位で頼んでみたところ、失敗したようだ。

「いいじゃん、結構好きだぞ〜、この酒。」

YOSHIMITSUはSHINGENが頼んだレモンサワーが気に入ったよう。
上機嫌で飲んで、もう2杯目に行く勢いだ。

「おまえは物好きだな、、、。そんな事より本題だ。」

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「O」4話.地獄からの刺客

「O」4話.地獄からの刺客

地獄

街から遠く離れた場所。

一つの大地に強い風が吹いた。
空が瞬く間に雲に包まれ、辺りは暗闇に包まれた。

雲間から紫の閃光が落ちる。

大地の野生動物たちは、理性を失い戸惑いながら走り逃げる。
海も大きく荒れ、波で浜が埋まる。

YOSHIOKIは、その邪気を感じて目を開けて空を見ている。少し口元を緩めニヤケている。

紫の閃光は、大地にぶつかり激しく輝く。
砂埃が舞い、揺れる木々。
その

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「O」3話.過去の栄光

「O」3話.過去の栄光

そして、また一方である街の一角に凄まじい光の光線が放たれる。
街の人には光は見えていない様子。

光が収まると、数人の人影が見えてきた。
そこには、複数のチャンピオンたちが転生されていた。

「YOSHIMITSU」

戦国時代に小さな勢力であった「最上家」を、東北有数の大大名へと押し上げた武将。
父や弟との骨肉の争いに始まり、調略を駆使して領土を拡大したが、一方で合戦の際には、勇猛果敢な戦いぶり

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「O」2話.邪悪なオーラ

「O」2話.邪悪なオーラ

転生されたのはSAKAMOTOだけではなかった。

SAKAMOTOとは違う場所で、ある一人が転生された。

彼の名は「YOSHIOKI」

ある戦では、片手で100人をも超える戦士を瞬時に倒したとして戦では最前線に立つ男。

振り回した金棒の威力は相手を何メートルも飛ばすほどの威力があると言われている。
彼が参加すれば、勝利へと一歩近づけると言われていた。

彼は、邪悪なオーラを持ち雰囲気は何処

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「O」1話.Oのはじまり

「O」1話.Oのはじまり

時は、XXXX時代、「O」の世界。

この世界は、宇宙にある惑星の一つにすぎない。
数多くの島や大陸があり、生物、人類が生息している世界。

元から、この世界にいる人類は、何の特殊能力もなく争いもない。

ある大陸では、山の奥地で暮らす人々が雪の寒さから身を守る為に暖をとっている。

またある島では、常夏の海を船が行きかい、波を泳ぐ子どもたち。

都心では、多くのビル群が立ち並び、夜も暗くはない。

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