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築が古い不動産の売却先を知っておく!

売却先はいくつかある!?

不動産の売却先はいくつかあります。

マンションや戸建てを売却する場合、その売却先の種類はいくつかあります。

多くの場合は、個人か不動産業者に売られることが多いです。

個人で購入される方は、その物件に住むことを前提に買います。

不動産業者が購入する場合は、購入後フルリノベーションし、再度販売に出します。

フルリノベーション:一旦スケルトンにして、キッチン・バス等すべて新品に交換すること

この不動産業者のことを、業界内では、「買取り再販業者」と呼んでいたりします。

「買取り再販業者」とは?

買取り再販業者は、下記の流れで仕事をします。

①購入
②工事(フルリノベーション)
③販売

「不動産を買って販売すること」を専門としているので、仲介業務は一切行いません。

購入するときは、仲介業者から物件を紹介されて買います。

販売するときは、仲介業者にお願いして売ってもらいます。

買取り再販業者は、売りたい人や買いたい人と、直接やり取りすることはありません。

下記のような感じです。

【売主】⇒仲介業者⇒買取り再販業者
買取り再販業者⇒仲介業者⇒【買主】

買取り再販業者は、築15年~40年くらいの物件に焦点を定め購入していきます。

買取り再販業者は、不動産業者ですので売主に取ってメリットがあります。

①瑕疵担保責任を負わなくて良い
②融資が通らず売却できないことが無い

①瑕疵担保責任を負わなくて良い

個人に売却した場合、瑕疵担保を追わなければいけませんが、不動産業者に売却した場合は、それが免除されます。

瑕疵担保:売却時には判明していなかった物件の欠陥等

理由としは、不動産のプロに売るので、何かあったとしてもそれはプロの目利き不足と判断されます。

購入した不動産業者は、購入した物件で何かあっても、個人の売主に対しては何も言えないのです。

②融資が通らず売却できないことが無い

個人に売却する場合、融資を引いて購入される方がほとんどです。

銀行の融資が正式に決定するまでは、一か月~一か月半はかかります。

それまでは、正式に売れたことになりませんので売主からしたら不安です。

逆に、買取り再販業者に販売するのであれば、不動産業者で法人なので融資の問題を売主が考える必要はありません。

買取り再販業者は、不動産事業を営んでいますので、個人に売ったときのように融資が通るか通らないか心配する必要が無いのです。

最適な売却先を選択する

築が古い物件を売却する場合、リフォーム等を行って高く売りたいと考える方もいますが、何も手をかけずに現状のまま、買取り再販業者に売却することもひとつの方法です。

素早く、お金をかけず、リスクも負わずに売却したいのであれば、買取り再販業者をおススメします。

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