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ちおこ旅 ーおおつちを旅する3日間ー

「自然に生きる。」

インターンとして大槌で3ヶ月過ごした方の言葉

おおつちの印象をひとことで、このように話してくれました。海と山の自然に触れ合って、感じたことなのでしょうね。


――自然とともに。
――自然にありのままに。おおつちに生きる。

大槌湾は、リアス海岸の形状で湾がせまく、大槌漁港からだと水平線が見えません。「ここは湖?」と言う方もおられました。
えっ、水平線が見えないってどういうこと……?と思った方、ご安心ください。大平洋にひらけた浪板海岸と、吉里吉里海岸に行けば、熱々の太陽を毎日のように拝むことができます。元旦に限らず、毎日がスペシャルだと思わされます!

毎日がスペッシャル♪

平らな土地が少なく、山に抱かれているおおつち。山が近いため、日の出が遅く、日の沈むのが早いです。冬は特に「14時には、日がなくなる」なんて、農作業をしているうちの婆ちゃんは、ぼやきます。
「夕日」はすぐ沈んでしまうので、夕日好きの私としては寂しいところです。内陸の花巻や盛岡に行ったときに、おおつちとの地形の違いを感じることができますよ。

山と山に、はさまれて。

ちっちゃな山あいの町

とっても狭いまちなので、スーパーでは高確率で知り合いに会います。忙しい時にはあえて知らないふりを決め込みます。(話し出すと止まらないのです……。)
車同士でも窓越しに「ヨッ!」と挨拶。

ところで、「大槌町」ってどこにあるの?と、思う方が多いと思います。東日本大震災で甚大な被害を受けた町でもあり、ちらっと名前だけは聞いたことがある、そんな方もおられるのではないでしょうか。震災から12年、たくさんの支援を受けておおつちは、今日の姿を取り戻すことができました。

リアス海岸(ドローンで撮影)

「おおつちには何もない。こんなところにいてもつまらない」という若者の声を聞きます。わたしも以前はそう思っていました。
「何もなくはない。たのしもうとするかどうか」だと、今はそう感じます。伸び代が大きく、余白のある、「おおつちの魅力は、来てみないと分からない」ものです。

おおつちを感じる、3日間の旅「ちおこ旅」

大槌町では地域おこし協力隊を「ちおこ」という愛称で呼んでいます。その「ちおこ」の大槌での暮らしを垣間見る旅を、2023年夏に開催した際には、6名の方が参加してくださいました。…なんと、この旅をきっかけに大槌に移住することを決めた方も!!

2023夏の旅!
夜の交流会の様子
振り返りにて、たくさんの感想・質問をいただくの図

ーー突然ですが、おおつち一問一答

Q 海辺のまちで、車が錆びるのでは?
A 大丈夫です。錆びませんので、ご安心ください!(漁師さんや海のお仕事だと錆びるので、車を購入時に錆止め加工をしたりするそうです!)

Q 熊が出るらしいですが、熊すずを売っているところは?
A ホームセンターに売っています!

Q 病院はあるんでしょうか。
A 内科(+外科)・歯医者が各4・5軒あります!産婦人科は釜石・大船渡・宮古になります。

Q 実際に住むアパートを見てみたい。家賃相場を知りたい!
A 今回の旅程の中にアパートの内見も組み込みましたので、お楽しみに!

前回のご意見・ご感想を取り入れた、大槌の冬を覗き見できる旅を企画しました!

旅のお申し込み・詳細

2024年01月27日(土)~ 2024年01月29日(月)
日ごとにテーマを設けた3日間となっております!

1日目:【大槌町のまち・ひと・空気を感じる】地元スタッフが考えた観光ガイドには載ってない町内ツアー
2日目:【ちおこの暮らしを知ろう】現役の協力隊を巡る "ちおこ巡り"ツアー。仕事と暮らしの両方が見えるように組んでいます!
3日目:【ちおこを体験しよう!】現在募集中のちおこ事業者と体験とちおこ説明会

小さいまちで、海と山に囲まれていて。人情があって、ひとりひとりの個性が強く、ハマると沼らしいですね、おおつちって。

なにか“きっかけ”がなければ、一生出会うことのない人たちが待っています。
この旅をきっかけに、おおつちの暮らしをちょっとのぞきに来ませんか?

旅の詳細はこちらです▼

お申し込みはこちら▼


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