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一人暮らしの病気


インフルエンザになりました

先週の土~月で、サークルの先輩と広島~山口の旅行に出かけたのだが、3日目に異変を感じた。やけに体の節々が痛い。そんなに重いものを背負ってないよなと思っているとどんどん具合が悪くなる。自分は仲のいい人とは良くしゃべる方なので、それまではもうペラペラと楽しく会話していたが、急に無口になった。幸いその日は熱がなかったので、なんとか自宅に帰った自分はロキソニンを飲んで寝て、次の日にかかりつけの病院に行くことにした。その病院に行くと抗原検査はできないといわれる。まあ熱もないし症状も軽いので、薬だけもらえればいいやと思いその通りにしたのだが、その後もどんどん具合が悪くなっていた。咳が止まらないし、熱も出てくる。ありゃりゃ?薬を飲んでも回復する気がしない。この時点で、コロナかインフルエンザなんだと後悔する。検査受けとけばよかった…後日、抗原検査を受けると、インフルエンザ陽性だった。ぼく、インフリーマンです。

一人暮らしの病気遍歴

 一人暮らしをしてから3年になるのだが、毎年1回は病気で寝込んでいる。一人暮らしの病気は、まさしくサバイバルだ。まずこのご時世だから、発熱外来を探すので一苦労。病院を見つけても車を持っていないので自転車で向かうのだが、なんというかペダルを漕げば漕ぐほどHPがガリガリガリガリ削られていくのが分かる。食料も湧いて出るものでないので、スポドリをこれでもかと購入して、なんとか運び出す。コップをできるだけベッドに近いところにおいて、いつでも水分補給できるようにする。ンーーー、改めて考えると凄いな、って思うなあ。俺はやっぱ。凄いなあと思うなあ。 病院も探せるしさ、自転車も漕げちゃうし、ほんでー買い出しもできるでしょ? ほんでー、さらには水分補給してるって? ほんでー、自炊・療養も一人でやってるって? なかなかできないよ、そういうことは。なかなか難しいと思うよそういうことは。 そういうクリエイティブな人はなっかなかいないと思うよ。
まあともかく、病気してる間はなんとか生きてる自分をほめたくなるもんだ。ここからは自分のかかった病気のエピソードを書いていく。

生手羽元で食中毒

 一人暮らしを始めてすぐ、手羽元を使った料理をした。手羽元のイタリアングリル、オープンがないのでフライパンでやったが、明らかに火の通しが短かった。デッロデロの手羽元を一口食べた自分は、なぜだかまだいけると思いそのまま食べるのを続行した。生手羽元を3本食べ、最後の1本を手に取ろうとしたとき、なぜだが正気に戻りもう一回焼き直した。これで食中毒になったら仕方ない、ガハハと笑いながら数日後、めちゃくちゃ具合が悪くなった。熱も出したのだが、なによりもひどかったのが下痢だった。皆さんはケツが痛すぎて紙で拭けなくなったことはありますか?僕はあります。下痢が続いていくと、でていく消化液が肛門を蝕んでいき、ヒリヒリするのだ。紙でゴシゴシしようとするなら、ケツが裂けてしまう。寝てるときなんて最悪だ。腹痛ですぐ目が覚めトイレに行くと、頭はいてーし、腹もいてーし、ケツもいてーし、もうこの世の地獄といった有様だった。ちょっと生焼けの肉食っただけで、こんな目に遭うのかと泣いてしまった。20代の中で一番辛かった病気かもしれない。

会社の飲み会でコロナ

 去年の夏、自分が所属している部署で小規模の飲み会があると聞き、特に断る理由もないので参加してみた。その場は大したこともなく普通に終わり、その日の帰り家につくギリギリでうんちを漏らす以外は楽しい出来事だった。数日後、帰省した実家から一人暮らしの家に帰ろうとすると、なぜだが調子が悪い。次の日、会社のPCを開くと、飲み会の一人がコロナにかかってたと。もう最悪だ、潜伏期間中に両親にも会ってたからうつしてしまった。コロナにかかって、咳はひどいし、嗅覚も完全になくなりカレーからなんの味もしなくなったときは思わず笑ってしまったが、一番ひどかったのはとんでもない倦怠感だった。横になって安静にすると横になるのがだるい、いすに座って何か作業しようとすると作業がだるい、立って家事なんて狂気の沙汰だ。だから、日中椅子に座ってぼーーっとするしかなかった。今日は症状が軽いから仕事もできるかもと思って、PCを開いても結局なにもできない。そんな感じが1週間半続いた。

射精と黄痰

松本人志はある番組のなかで、風邪なんか射精すれば一発で治ると豪語している。試しにインフルエンザ中に何度も射精を試してみたが、まさに命がけといった感じで発射するたびにMPがごっそり減るように思えた。ただ、その感覚こそ生の充足なんじゃないかとも考える。弱っているこそシコって、生き物としての生を実感する。シコれば風邪なんか一発で治るぞ。
もう一つ、風邪の中で生を実感するエピソードとして、自分は出した痰や鼻水が黄色いかどうかをよく確認している。痰が黄色いのは、体内の白血球が細菌と闘って死んだ名誉の証である。出した痰が黄色いことを見て、自分の細胞が細菌と闘って殉職したことに対して敬意を払うのである。敬礼!インフルエンザを発症してから1週間半経ち、ほとんど治っているのだが、まだ黄色い痰は出てくる。俺の身体はまだバトルフィールドだ!ふと射精ときにでる精子が黄色くてネバネバだったら流石に気持ち悪いなと思ったところで話を締めようと思う。
ここまで読んでくれてありがとう。皆も風邪には気をつけて!

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