あの夏から76年目
先日のまつおまさえさん戦争に関する記事を読み、私も戦争に関する記事を執筆しました。
さて、76年目の夏です。
子どもたちには正しい歴史認識を持っていって、国づくりに携わってもらいたいです。
戦後教育を受けた現役世代の作る今の日本は経済面でも安全保障面でも壊滅的な失敗を遂げています。私の使命はこの失敗を受け入れて何とか次の世代へ日本国を繋ぐことだと思っています。まずは教育だけでも修正しなければいけません。
学校教育を動かすのには長い時間がかかります。しかし、幸いなことに教育には不自由しないだけのテクノロジーが発達する社会になりました。私生活のレベルから声の届く限り、手の届く限りの子どもたちに向けて正しい歴史観を共有し、正しい国家観を持って欲しいです。
国家観のないグローバル化がこのまま日本で進んでいくと、いずれ日本には天皇家もない日本人もいない「かつて日本という国があった場所」になる結果が待っています。ひょっとしたらそんなに遠くない未来かもしれません。
そうならないように、一人でも多くの人に歴史認識を改めてもらいたいです。まずは、先の戦争について正しく学び、日本を覆い尽くす敗戦国マインドから脱してもらいたいです。
特攻隊
たまたまyoutubeで「ここが変だよ日本人」がオススメに出てきました。
(今の若い人はたぶん知らないよね、人気だったんですよ。)
トークテーマは特攻。「お国のために死ねるか?」というものでした。
「特攻?ありえない。自分の命が一番大切。死んで何になる」
とインタビューで応える女子高生が映っていました。
女子高生の言うように、戦局を変えられるほど一人の命は重要ではないかもしれない。その後の人生で得られる機会損失を考えると惜しいかもしれない。
ただ、自分の命を犠牲にしてまでも守りたかったものがあったのではないかと考えることもできます。
つまり、「国のため」でなく「家族のため」と思って戦ってくれた兵士が大勢いたんだと思います。
理不尽に命が狙われる世界
アメリカは日本本土に対して国際法を無視した攻撃を繰り返し行います。
・東京大空襲では10万人の犠牲者が発生
・本土空襲の被害者は推定30万人
・広島・長崎への原爆投下
容赦無く、戦闘員でなく民間人を殺害しています。
冗談ぬきに日本本土の家族が空襲による爆弾や焼夷弾でいつ殺されるかわからない状況下にありました。
大切な人が笑顔で
天寿を全うするその日まで幸せに暮らせるよう
決してその命が理不尽に脅かされることがないように願う
例えその時自分が
生きてその人の傍にいられなくとも
生きていて欲しい
生き抜いて欲しい
いつアメリカ軍に家族が殺されてしまうかわからない状況で、誰しもこう思うのは当然ではないでしょうか?
上の引用は週刊少年ジャンプ「鬼滅の刃」の鬼殺隊のひとりの手紙に書いてある言葉です。まさに漫画の世界観と実際に起きた太平洋戦争で命が理不尽に奪われる状況が共通しているように感じます。
漫画で描かれていた状況が日本でも起きていた
劇場版鬼滅の刃「無限列車編」は2020年の邦画で空前の大ブームとなり、興行収入にちなんで炎柱・煉獄杏寿郎は400億の男と呼ばれるようになりました。
劇中では煉獄杏寿郎は後輩隊士や一般人を鬼から守るために戦いを挑みます。しかし戦いに破れ、最期の時を迎えます。
その際、炭治郎たち後輩に自身の希望を託す姿は日本中を感動させました。
先の対戦でも同じ状況にあったように映ります。
いつ日本本土にいる家族に死が迫るかわからない状況で、戦地にいる兵士たちは本土の家族や若い世代に対して家を守りたい、国を守りたい。その一心で日本を守ってくれたのではないでしょうか。
漫画みたいにドラマチックな展開でなくても、今の日本があるのはかつて日本を守るために戦ってくれた兵士がいたことを決して忘れてはいけないんです。学校で教えてくれないならば、親やさらにその上の世代が子どもたちに教えていかなければいけないはずです。
戦争に関する資料館を見にいこう
先日、「愛知・名古屋の戦争に関する資料館」へ行きました。
改めて本土空襲という卑劣な攻撃の悲惨さを伝える展示を見て唖然としました。
生活に使うガラス瓶は熱でぐにゃりと曲がり、焼夷弾が燃え移り燃えた跡の残る木戸、南区に落ちたとされる250kgの不発弾などが展示されていました。こんなものが頭上から降ってくるなんて異常事態です。
本当に異常なのは、民間人にこんな攻撃を仕掛けてきていたアメリカ人なのか、国民への情報統制により「洗脳」し続けた日本政府なのか。
実際に展示を見て、できるだけ客観的な証拠を集めながら自分なりの判断をすることが大切です。
平和維持のためには
朝日新聞の記者が財務大臣の定例記者会見で防衛費が増大していることについて、質問している様子が話題になりました。
平和な状態ってどう言う状態だと思いますか?
のび太がジャイアンに虐められるのはジャイアンよりも相対的に武力が劣っているからです。もしのび太にジャイアンと同じだけの戦闘力があれば、ジャイアンに虐められることはありません。事実、たまにドラえもんの絶大な武力を手に入れたときののび太はジャイアンから戦闘・侵略・略奪行為を受けることはありません。(逆にのび太がやっちゃうので例としては悪いのですが。)
つまり、武力が均等な状態にあってお互いが攻撃できない状態。これが平和です。悲しいかな、人間はそうやって原始時代から発展してきたのだから客観的事実として認めるしかありません。
「9条があるから平和」だと言っている方たちはリアリストと対局にいるロマンチストですね。のび太が憲法を振りかざしたところでジャイアンが殴ってこないわけがありません。
まとめ
話が長くなってしまい、まとまりのない文書となってしまいました。
まとめると
・戦争の歴史には目を背けず、客観的資料を集めて自分で判断しよう
・かつて日本を守り抜いてくれた先人に感謝をしよう
・平和の維持は武力の均衡である
上記3点は覚えて帰ってくださいね!(笑)
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