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民主主義のメモ

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民主主義について、ニュースで考える。
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#暴力

木村花氏は「誓約書」に縛られ、事務所にPRのためSNSを使うよう頼まれていた件

▼女子プロレスラーの木村花氏(22歳)が、フジテレビの「テラスハウス」視聴者からの暴言を…

海外ではSNSを殺人の道具として活用している件

▼1週間ほど前、「ショー・マスト【ノット】ゴー・オン:日本の「リアリティー・ショー」はタ…

ショー・マスト【ノット】ゴー・オン:日本の「リアリティー・ショー」はタレントを守…

▼筆者は「テラスハウス」を一度しか見たことがない。その時の印象は、ーー「本気の恋」を、視…

「影のパンデミック」ーーDV電話相談がもうすぐ24時間対応になる件

▼新型コロナウイルスの影響で、これまで見えなかった(見ようとしなかった)社会問題が見える…

「緊急事態宣言」は5月6日で終わらなさそうな件(5)DV(家庭内暴力)は「影のパ…

▼世界中でステイホーム、「家にいよう」が合言葉になっている。新型コロナウイルスの感染を止…

「感情論」は「論理」ではない件(2)脅迫や暴力を正当化する社会

▼「あいちトリエンナーレ」に脅迫=暴力が殺到した事件について、2019年8月15日付の毎…

日本は優生思想に寛容である件(5)無知でデマを騒ぎ立てる人が多すぎる

▼2019年7月13日付の読売新聞の「論点スペシャル」で「犯罪に負けない社会のために」という特集が組まれていた。 その記事を読むと、犯罪に負けない社会をつくる以前の問題に言及せざるを得ない状況が浮かび上がる。 ▼筑波大学教授の原田隆之氏(臨床心理学と犯罪心理学)いわく、 〈犯罪に至る可能性がある「危険因子」は予防につながる重要な視点だ。ただ、加害者の状況や傾向を一つ二つ取り出し、それをあたかも原因のように語るのは間違いで、大きな偏見につながりかねない。  川崎市で児童

日本は優生思想に寛容である件(4)「病気は自己責任」論との危ない関係

▼ただの紙切れにすぎない紙幣(しへい)をめぐって、世界中の人々が左右され、動かされている…

日本は優生思想に寛容である件(3)必要なのは「死ぬな」というメッセージ

▼東京都練馬区で父親が息子を殺した事件について、前回は、〈断言するが、この殺人の背中を押…

日本は優生思想に寛容である件(2)感情ポルノにふける人たち

▼優生思想はさまざまな形で噴出する。日本では3年前に、神奈川県相模原市の知的障害者施設「…

日本は優生思想に寛容である件(1)植松被告の思想は広く共有されている

▼優生思想について、気になる新聞記事があった。 2019年7月27日付の産経新聞から。 …

人気ラッパーが大麻産業に参入する件(日本じゃないよ)

▼たまたま山梨日日新聞を読んだら、小さいが面白い記事が載っていた。2019年7月12日付…

ハンセン病の安倍総理謝罪を「同情の論理」で終わらせるな(4)

▼ハンセン病をめぐる二つの新聞記事を紹介したい。 このテーマは巨大だ。気になったことに随…

ハンセン病の安倍総理謝罪を「同情の論理」で終わらせるな(3)

▼ハンセン病の患者、元患者の家族が国を訴えた裁判について、共同通信編集委員の中川克史氏による解説記事を紹介したい。 筆者が読んだのは2019年7月17日付の琉球新報。 見出しは 〈ハンセン病家族勝訴確定 政府だけの責任ではない〉 ▼「砂の器」を見たり原作を読んだりしたことのある人は、あの中に出て来る患者家族の姿が思い浮かぶことと思う。 〈(ハンセン病患者や元患者の)家族らの置かれている環境は想像を絶する。首相が控訴しない方針を明らかにした9日、記者会見した弁護団共同