未来という概念の話。
多くの人には明日がある。今日もあるし、昨日もある。しかし世界には、過去と未来の概念がない国や街があり「今」だけを楽しみ生きているという。
いつの間にやら意識の中に刷り込まれたこの概念は不安や後悔を生み出す。時に希望や夢も作り出す。
人は経験を積み重ねて、未来を想像、予測する。予定を立てるのもそうだ。この未来はしばしば「不安」や「恐怖」を煽る。
今殺されるかもしれない死ぬかもしれない
しかし、長く生きている未来を思い描き、よりよく生きていくために蓄える。食べ物なのか、金なのかさまざまだが今を強く生きているという実感がボヤけたまま生きている。
そして過去からは後悔が生まれる。
悔いがない生き方はなかなかできるものではなさそうだ。1秒1秒今生きていてよかった、嬉しい、幸せと噛み締めている人はほぼいない。
基本的には明日、来週、来月食っていくのに精一杯だ。より安定を求めるマインドになったせいでその分安定を欠きそうになると不安や恐怖になるのだ。
未来と過去の概念が存在する国に生まれ、何不自由なく暮らせている。
この記事を見ている瞬間だけでもいい、今という時を生きていることを意識してみよう。
明日という概念ってなんだろう
ただ夜と朝をまたぐ単純なことかもしれない
あなたにとって明日とは何だ。
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