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おおきな おおきな 勘違い


大人も子どもも、結局同じだ。


保育士の仕事をさせてもらって、確信へ変わったことがある。

⁡人には、〈ここが凹んでいる〉〈ここが膨らんでいる〉というのがある。

⁡子どもはそれが顕著だけど、隠しているだけで私たち大人も全くそれだ。

⁡その凹みや膨らみを、なくそうとしたり、整えようとしたり、隠そうとしてきた。

私のこれまでの人生もそうだし、私の子育てもそんな時期があった。



だけどそれは、

⁡おおきな おおきな 勘違いで

⁡その凹みや膨らみ自体が、その人の生まれもった〈バランス〉そのものだった。

⁡〈軸〉というのかもしれない。


⁡バランスよく整えようとすればするほど、うまくいかない。

⁡なぜなら、そのバランスはすでにその子にとって最適だから。

その子が、その人が、
その軸で生まれてきたのだから
⁡その枝先を調整しようとすればうまくいかない。



逆に凹みも膨らみも、抱きしめれば抱きしめるほど

土に根を張って力強く成長していく。



保育士のお仕事をさせてもらえてよかった。

保育士の仕事は、子どもを見つめる仕事だった。

保育士の仕事は、人を見つめる仕事だった。

私のこれからに全ては繋がっていると思う。



凹みも膨らみも
⁡自分の最高最適なバランスで産まれてきている。

バランスの良い人とは、自分の凹みや膨らみを十分に受け入れて満面の笑みで生きてる人だって、保育士をしていて私は思ったんだ。

子どもの枝先が気になって、整えたくなったら

まずは

自分の凹みと膨らみをしっかり抱きしめていく。



おわり

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