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心に残るnote

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素敵なクリエーターさんの、心に残るnoteを集めています。
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記事一覧

町田樹「言語表現がアスリートの背骨になる」(インタビュー〈文學界〉)/アスリート…

☆mediopos3429  2024.4.7 町田樹は元フィギュアスケート選手 ソチ冬季五輪では5位入賞 そ…

KAZE
1か月前
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阿部公彦『文章は「形」から読む/ことばの魔術と出会うために』

☆mediopos3418  2024.3.27 ことばを読むためには その「内容」だけではなく 「形」もあわ…

KAZE
1か月前
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渡辺保『日本の舞踊』

☆mediopos3397  2024.3.6 舞踏 ましてや 日本舞踊については ほとんど知らないに等しいま…

KAZE
2か月前
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優しい夜

カーテンの隙間から 仄かに届く星々の明かり 暗闇の毛布で瞳を覆い 廻る意識を守るつもりが …

大空ひろ
3か月前
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おおたとしまさ『学校に染まるな!/バカとルールの無限増殖』/webちくま 書評:安藤…

☆mediopos3367  2024.2.5 おおたとしまさ『学校に染まるな!』には 「バカとルールの無限…

KAZE
3か月前
37

スティーブン・ジョンソン『音楽は絶望に寄り添う/ショスタコーヴィチはなぜ人の心を…

☆mediopos-3142  2023.6.25 ぼくはある意味で 音楽に救われてきたといっても過言ではない …

KAZE
10か月前
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鈴木健『なめらかな社会とその敵――PICSY・分人民主主義・構成的社会契約論』/対談 鈴木健+森田真生「「分断」の時代にこそ、「理想」を語ろう」

☆mediopos-3035  2023.3.10 理想を語ること 「現実」という 目の前に立ちはだかる困難と絶望のために たとえ今はそれが愚かなものに見えたとしても 理想を語ることを忘れたとき 人間は未来を失うことになるだろう 鈴木健『なめらかな社会とその敵』は 文庫化された昨年の秋以来 少しずつ読み進めてきてはいたが (その考え方はよく伝わってくるけれど 決して読みやすいとはいえないので) 「新潮」の4月号に 著者の鈴木健と森田真生による対談が掲載されていて その

祈り

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りよう
1年前
81

伊藤潤一郎「投壜通信7.断片と耳」(『群像 )/藤原辰史『歴史の屑拾い』/ロラン…

☆mediopos2977  2023.1.11. だれでもない「あなた」という 不定の二人称に向けて 「投壜通…

KAZE
1年前
25

荒川 洋治『詩とことば』

☆mediopos2931  2022.11.26 いまは誰も真の意味で詩人になろうなどとは思わないだろう 誰も…

KAZE
1年前
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実学より大切なもの

最近「実学」という言葉を時々耳にしますが、聞くたびに何だか嫌な響きだなあと感じます。「社…

東野たま
1年前
28

和音

それぞれの 音を持っている ぼくらだから 調和も大事だけど ひとりでも平氣になること そう…

風の種
1年前
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エッセイ:テクストについて

1.テクストについてテクストとは何でしょうか。 本に書かれた文章、ネット記事、街の広告、…

【童話】司書さんと初恋のゆきさき

 ちょっぴり田舎の小さなみなと町に、あるとき二十五年ぶりの大雪がふりました。古いと新しいがまざりあう町なみは、きれいな白一色にうもれて、おひさまがもどると、みなとの向こうにひろがる海は青くひかりました。空と海のさかいめには、うすい雲がとおい雪景色をながめるように寝ころんでいました。  いっぽうで、町に暮らすひとたちは、のんびりしている暇はありません。てんてこまいで雪かきをしました。大はしゃぎの子どもたちもお手伝いをして、どうにか会社や学校まで行けるように道をととのえました。